株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0000 日経平均

指数
38,139.00
前日比
-675.56
-1.74%
比較される銘柄
NYダウ, 
TOPIX, 
ドル建日経
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

話題株ピックアップ【夕刊】(1):原油先Wブル、SREHD、サムコ

■NEXT 原油ブル <2038>  1,328円  +154 円 (+13.1%)  本日終値
 NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN<2038>やWTI原油価格連動型上場投信<1671>、WisdomTree WTI 原油上場投資信託<1690>が大幅高。米原油先物相場の時間外取引でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が一時、前週末に比べ7%超高の1バレル=81.5ドル台まで急伸。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどから構成される「OPECプラス」は2日、日量116万バレルの追加減産を行うと発表。市場には想定外との見方が多く、原油価格が急伸するなか、原油先Wブルなどが大幅高となっている。

■SREホールディングス <2980>  3,720円  +350 円 (+10.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ
 SREホールディングス<2980>が急反発。3月31日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が163億円から180億円(前の期比32.6%増)へ、営業利益が16億5000万円から16億9000万円(同21.5%増)へ、純利益が9億3000万円から11億5000万円(同28.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。AIクラウド&コンサルティングセグメントにおける、利益水準を意識したクラウドソリューションのオペレーション改善や一部プロダクトの値上げに伴う収益確保、アナリティクス&トランスフォームの案件獲得の伸長などが要因。また、不動産テックセグメントにおいて、立ち上げを計画していたSREアセットマネジメントによる不動産ファンド組成に伴い、保有アセットの一部を売却したことも寄与する。

■サムコ <6387>  5,510円  +430 円 (+8.5%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位
 サムコ<6387>がで大幅高。上場来高値を連日で大幅更新した。化合物半導体(次世代パワー半導体)を中心としたオプトエレクトロニクス分野での高い技術力が評価されている。同社が独自開発した新型ALD装置「AD-800LP」はナノレベルの膜厚制御性やカバレッジ性で強みを有しSiCやGaNを材料とした次世代パワー半導体のゲート酸化膜形成用として脚光を浴びた。このほか同社は複数の戦略商品でグローバル・ニッチトップの可能性を内包している。レーザーテック<6920>の連想も働きやすく、わずか400億円台の時価総額は中長期的な上値余地も期待されるところ。

■INPEX <1605>  1,474円  +77 円 (+5.5%)  本日終値
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が急伸。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどから構成される「OPECプラス」は2日、日量116万バレルの追加減産を行うと発表。この発表を受け米原油先物相場は、時間外取引でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が一時81ドルまで上昇している。これを受け、INPEXなど石油関連株が値を上げた。

■シナネンHD <8132>  3,380円  +175 円 (+5.5%)  本日終値
 シナネンホールディングス<8132>が急伸。3月31日の取引終了後、集計中の23年3月期の連結業績予想について、営業利益が収支均衡から10億円(前の期比59.7%減)へ、純利益が収支均衡から5億円(同79.9%減)へ上振れて着地したようだと発表したことを好感した買いが入った。直近の原油価格の低下に伴い主力の石油事業を中心に販売単価が下落したことで、売上高は3700億円から3400億円(同17.5%増)へ下方修正したものの、電力事業で競争力の高い相対電源の調達を行ったことや、法人向け電力販売の価格改定を実行したことが利益を押し上げた。また、LPガス事業で棚卸資産の在庫影響があったことなども寄与した。

■プロロジスR <3283>  295,400円  +15,100 円 (+5.4%)  本日終値
 日本プロロジスリート投資法人<3283>やアクティビア・プロパティーズ投資法人<3279>、産業ファンド投資法人<3249>が5%を超す上昇となった。日本ビルファンド投資法人<8951>やGLP投資法人<3281>、ジャパンリアルエステイト投資法人<8952>も高く、東証REIT指数は3%を超す上昇となっている。名実ともに新年度入りとなるなか、REITの相対的な分配金利回りの高さが意識されている。市場では地方銀行をはじめとする国内金融機関が新規の運用資金をREITに配分させるとの期待が根強く、需給面の思惑をもとにした買いが入っているようだ。

■フィックスターズ <3687>  1,548円  +73 円 (+5.0%)  本日終値
 フィックスターズ<3687>が続急伸、時価は20年1月以来約3年3カ月ぶりの高値圏に浮上した。同社は顧客企業のソフトウェア高速化を主力業務としており、人工知能(AI)の急速な進化に合わせ、大量データ計算の高速処理ニーズが収益環境に強い追い風となっている。AI関連株の側面に加え、次世代コンピューティングの切り札とされる量子コンピューター分野でも先駆、完全子会社として「Fixstars Amplify(フィックスターズ アンプリファイ)」を設立し積極展開を図っている。業績は22年9月期を境に急拡大局面突入、23年9月期も営業利益段階で前期比23%増の20億円を見込んでいる。株価指標面ではやや割高ながら、ここにきて成長期待から上値を買い進む動きが顕在化している。

■宝&CO <7921>  2,353円  +108 円 (+4.8%)  本日終値
 TAKARA & COMPANY<7921>は大幅高で年初来高値更新。前週末3月31日の取引終了後に23年5月期第3四半期累計(22年6月~23年2月)の決算を発表し、営業利益は前年同期比5.4%増の25億3600万円で着地した。四半期ベースで直近12~2月期が2.1倍増益と足もと好調だったこともあり、これを好感した買いが入った。第3四半期累計の売上高は同8.6%増の196億5800万円だった。対面とオンラインの組み合わせによるハイブリッド型会議などの受注件数増で、通訳・翻訳事業が大きく伸びたことが寄与。主力のディスクロージャー関連事業は、売り上げは堅調に推移したものの、減価償却費や事業税の増加で利益は減少した。なお、通期見通しは据え置いている。

■ユアサ商事 <8074>  3,950円  +165 円 (+4.4%)  本日終値
 ユアサ商事<8074>が後場一段高となり、年初来高値を更新した。同社はきょう午後2時ごろ、3カ年の中期経営計画「Growing Together 2026」を策定したと発表。最終年度となる26年3月期の連結経常利益目標を200億円(23年3月期予想は145億円)としていることが評価されたようだ。26年3月期の連結売上高目標(収益認識会計基準適用後)は5760億円(同4900億円)に設定。「風土改革」「DX推進」「サステナビリティ推進」をベースとしてビジネス変革を推進し、モノづくり、すまいづくり、環境づくり、まちづくりの分野において既存取引ネットワークを発展させ、「モノ売り」と「コト売り」の両面でマーケットアウト型のビジネスを展開することで、企業価値向上を実現するとしている。

■UBE <4208>  2,140円  +85 円 (+4.1%)  本日終値
 UBE<4208>が年初来高値を更新した。日本経済新聞電子版が1日、「UBEは電気自動車(EV)の生産コストの削減につながる車体の製造装置を開発した」と報じた。テスラ<TSLA>が採用した一体成型を日本企業が実用化するのは初めてという。今後の事業へのポジティブな影響を期待した買いが入ったようだ。報道によると、UBEの機械事業子会社のUBEマシナリーが開発した。車体に使う部品の3分の1ほどをアルミで一度に成型でき、多数の部品を溶接する現在の手法よりも車体コストが約2割下がるという。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均