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0020 東証 小型株

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+56.50
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【↑】日経平均 大引け| 反発、米株高や円安を受け2万8000円台を回復 (3月31日)


日経平均株価
始値  28009.22
高値  28124.62(09:23)
安値  27986.62(14:50)
大引け 28041.48(前日比 +258.55 、 +0.93% )

売買高  14億2527万株 (東証プライム概算)
売買代金  3兆7422億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は258円高と反発、為替の円安進行も追い風に
 2.ハイテク株など上昇し前日のNYダウは141ドル高と続伸
 3.日経平均は今月10日以来となる2万8000円台を回復
 4.レーザーテクやアドテスト、アドテストなど半導体関連株が高い
 5.郵船や商船三井など海運株は配当権利落ちの影響で続落

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比141ドル高と続伸した。金融システム不安の後退を背景にリスクオンの買いが優勢となった。

 東京市場では、日経平均株価は反発。米国市場の上昇に円安も追い風となり、今月10日以来となる2万8000円台を回復した。

 前日の米株式市場では、NYダウが続伸。金融システム不安が後退するなか、ハイテク株を買う動きが続いた。米株高の流れを引き継ぎ、東京市場も日経平均は2万8000円を回復してスタート。上昇幅は一時340円を超える場面があった。東証がPBR1倍割れ企業に対して、株価引き上げのための具体策の開示を求める、と報道されたことも好感された。ただ、上値では利益確定売りも出やすく、後場にかけてはやや上昇幅が縮小した。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が高く、ソニーグループ<6758>や村田製作所<6981>、日本電産<6594>などハイテク株が堅調。ソフトバンクグループ<9984>やトヨタ自動車<7203>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や日本製鉄<5401>、三菱商事<8058>といったバリュー株も値を上げた。セブン&アイ・ホールディングス<3382>や東芝<6502>もしっかり。
 半面、日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>といった海運株は、前日の配当権利落ちの影響で安く、JT<2914>や日本電信電話<9432>、ブリヂストン<5108>が軟調。メルカリ<4385>やニトリホールディングス<9843>、東京電力ホールディングス<9501>が値を下げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、信越化 <4063>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約89円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はトレンド <4704>、コナミG <9766>、川崎汽 <9107>、商船三井 <9104>、JT <2914>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約11円。

 東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)卸売業、(3)精密機器、(4)輸送用機器、(5)金属製品。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)海運業、(2)食料品、(3)ゴム製品、(4)鉱業。

■個別材料株

△フロンテオ <2158> [東証G]
 転倒転落予測AIシステム「Coroban」が特別償却制度の対象に。
△Lドリンク <2585> [東証S]
 新中期経営計画を好感。
△ハニーズHD <2792> [東証P]
 6~2月期大幅増益と増配を好感。
△くふう <4376> [東証G]
 上限1.7%の自社株買い実施を好感。
△くろ工 <7997> [東証S]
 23年11月期最終損益予想を一転黒字へ上方修正。
△IRジャパン <6035> [東証P]
 今期業績予想の上方修正。
△西日本FH <7189> [東証P]
 総還元性向の引き上げ発表で投資資金流入。
△三井物産 <8031> [東証P]
 「総還元性向33%超を検討」との報道。
△マイクロアド <9553> [東証G]
 東証が信用規制の臨時措置を解除。
△東競馬 <9672> [東証P]
 香港オアシスによる8.38%保有が判明。

▼JCRファ <4552> [東証P]
 契約金収入の計画未達で今期業績予想を下方修正。
▼マルマエ <6264> [東証P]
 22年12月~23年2月期経常益57%減


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)東競馬 <9672>、(2)理計器 <7734>、(3)IRジャパン <6035>、(4)西日本FH <7189>、(5)キャリインデ <6538>、(6)ハニーズHD <2792>、(7)三井物 <8031>、(8)力の源HD <3561>、(9)スミダコーポ <6817>、(10)合同鉄 <5410>。
 値下がり率上位10傑は(1)マルマエ <6264>、(2)川崎汽 <9107>、(3)JCRファ <4552>、(4)三井松島HD <1518>、(5)冨士ダイス <6167>、(6)アバントG <3836>、(7)オーバル <7727>、(8)ブレインP <3655>、(9)商船三井 <9104>、(10)アクシージア <4936>。

【大引け】

 日経平均は前日比258.55円(0.93%)高の2万8041.48円。TOPIXは前日比20.18(1.02%)高の2003.50。出来高は概算で14億2527万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1279、値下がり銘柄数は477となった。東証マザーズ指数は749.45ポイント(1.99ポイント高)。

[2023年3月31日]


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