Kudanが大幅続落、第13・14回新株予約権の行使条件取り消しを嫌気
Kudan<4425>が大幅続落した。27日の取引終了後、2022年7月27日に発行した第13回及び第14回新株予約権(行使価額修正条項付)の行使条件の取り消しを発表した。それぞれ業績条件と株価条件が定められていた。業績条件の顧客製品化は計画通りに達成しており、今回は株価条件(第13回は基準株価5000円以上、第14回は7500円以上)を取り消す。新株予約権が全て発行された場合の希薄化は、22年9月30日現在の総議決権数に対して2.09%となる。今回の決定を受け、潜在的な株式の需給悪化を懸念した売りが出たようだ。
グローバルでの金融市場の不透明感が急速に増すなかにあって、同社には事業拡大のための資金需要が高まっていた。リスク対応として早期に資金を確保することが中長期の企業価値向上と既存株主の利益につながると判断したという。
出所:MINKABU PRESS
グローバルでの金融市場の不透明感が急速に増すなかにあって、同社には事業拡大のための資金需要が高まっていた。リスク対応として早期に資金を確保することが中長期の企業価値向上と既存株主の利益につながると判断したという。
出所:MINKABU PRESS