エラン Research Memo(9):2023年12月期は10期連続増配予想
■エラン<6099>の株主還元策
利益配分については、株主に対する適正な利益還元を経営の重要課題として認識しており、内部留保の状況、各事業年度における利益水準、次期以降の業績及び資金需要に関する見通し等を総合的に勘案したうえで、株主への利益配当を実施することを基本方針としている。
この方針に基づいて、2022年12月期の配当は前期比2.0円増配の11.0円(期末一括)とした。9期連続増配(注:株式分割遡及修正後)で配当性向は31.9%となった。2023年12月期の配当予想は前期比1.0円増配の12.0円(期末一括)としている。10期連続増配で配当性向は29.0%となる。収益拡大とともに利益還元のさらなる充実も期待できるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《SI》
提供:フィスコ