日本アジア投資---煙台国豊投資ホールディングスグループとの協力協定
日本アジア投資<8518>は27日、煙台国豊投資ホールディングスグループとの協力協定を発表。
中国煙台市と日本との間で相互に企業の事業進出や資本・業務提携の支援で協力することに合意した。
煙台市は、中国山東省の東部に位置し、人口710万人を有する港湾都市であり、環渤海経済圏の経済開発区として優れた投資環境が整備され、一帯一路の重要都市でもある。2019年には、東京拠点として煙台市駐日本経済合作センターが設立され、日本企業の煙台市進出のサポート、及び、煙台市の企業の日本進出やM&Aの支援を行っている。
煙台国豊投資ホールディングスグループは、2009年に設立された煙台市初の国有資本投資会社で、複数の中国上場企業に投資を行っている。
その一環で、同社の投資先企業や関連企業と日本企業との資本・業務提携ニーズを有している。
日本アジア投資は、以前より煙台市と経済交流を行い、2019年12月には煙台市と協力協定を締結し、双方による両地域での企業の事業展開支援で協力関係にある。
今後は、地域金融機関とのネットワークを活用して、投資案件の開拓の過程だけでなく広範にM&Aや海外進出のニーズを捉え、M&Aの仲介や海外進出支援、事業拡大支援等の業務をさらに強化する方針。
《SI》
提供:フィスコ