三井不が反発、年内利下げ観測台頭で低金利メリットの不動産株を物色
三井不動産<8801>が反発。三菱地所<8802>、住友不動産<8830>、野村不動産ホールディングス<3231>など不動産株が総じて堅調に推移しており、東証の業種別指数の「不動産業」は上昇率の上位に入っている。
前週末24日の欧米市場では、ドイツ銀行<DB>のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の上昇と同社株の急落を背景に、安全資産と位置付けられる国債が買いを集め、債券相場に上昇(金利は低下)圧力が掛かった。このところの金融システム不安を背景に、FRBの年内の利下げ観測が台頭するなど、内外金利の先高観が後退しつつあるなか、低金利環境が業績にポジティブな影響をもたらすとの期待から、不動産株が物色されているようだ。
出所:MINKABU PRESS
前週末24日の欧米市場では、ドイツ銀行<DB>のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の上昇と同社株の急落を背景に、安全資産と位置付けられる国債が買いを集め、債券相場に上昇(金利は低下)圧力が掛かった。このところの金融システム不安を背景に、FRBの年内の利下げ観測が台頭するなど、内外金利の先高観が後退しつつあるなか、低金利環境が業績にポジティブな影響をもたらすとの期待から、不動産株が物色されているようだ。
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