“再上方修正”へ、23年3月期【業績上振れ】有力候補〔第1弾〕 <成長株特集>
3月期決算企業の第3四半期決算発表シーズンに業績予想を上方修正した企業について、4-12月期実績の修正した通期計画に対する進捗率を調べたところ、修正幅が保守的でさらなる業績上振れが期待できる銘柄が多くみられた。本特集では、4-12月期業績の対通期進捗率が高く、通期予想を“再度"上方修正する可能性のある銘柄を探った。
今回は第1弾として、時価総額500億円超の銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)今年の1月から2月中旬にかけて23年3月期の経常利益予想を上方修正した、(2)4-12月期の経常利益が前年同期比で増益もしくは黒字に転換して着地、(3)4-12月期経常利益の通期計画に対する進捗率が80%以上、かつ同進捗率が過去5年の平均を10ポイント超上回る、といった条件を満たした33社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、昨年の1月から2月に22年3月期の経常利益予想を上方修正し、本決算発表前に再度上方修正した実績がある、三越伊勢丹ホールディングス <3099> [東証P]、加賀電子 <8154> [東証P]は今年も有望だ。
また、4-12月期の経常利益が通期計画をすでに上回っている、マンダム <4917> [東証P]、京浜急行電鉄 <9006> [東証P]、平和 <6412> [東証P]、ユナイテッドアローズ <7606> [東証P]は業績上振れが濃厚とみられる。
このほか、塩野義製薬 <4507> [東証P]、ミツウロコグループホールディングス <8131> [東証S]、西日本鉄道 <9031> [東証P]、セーレン <3569> [東証P]、芝浦メカトロニクス <6590> [東証P]は、直近3ヵ月の10-12月期に四半期ベースの最高益を達成し、通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長“青天井”銘柄としても注目したい。
┌ 対通期進捗率 ┐┌─ 経常利益 ─┐ 予想
コード 銘柄名 4-12月 5年平均 通期計画 4-12月 PER
<4917> マンダム 144 101 1600 2309 131
<9006> 京急 122 68.9 8000 9754 22.7
<6412> 平和 107 83.1 25900 27793 13.3
<7606> Uアローズ 104 93.4 6500 6731 12.6
<8934> サンフロ不 99.3 85.3 14500 14401 5.6
<4581> 大正薬HD 98.9 81.7 29500 29167 23.5
<3099> 三越伊勢丹 98.5 82.8 26000 25617 20.4
<9110> ユナイテド海 98.1 78.8 32000 31394 3.9
<5713> 住友鉱 95.9 74.9 228000 218630 8.5
<1968> 太平電 95.1 80.3 12600 11985 8.4
<2531> 宝HLD 95.0 82.4 37400 35517 10.7
<4507> 塩野義 94.7 73.3 210000 198786 10.2
<5481> 山陽鋼 94.1 79.6 22000 20691 8.2
<7906> ヨネックス 93.4 59.9 9800 9152 16.1
<8131> ミツウロコG 92.8 61.5 9500 8819 15.5
<6925> ウシオ電 92.5 80.3 19500 18039 14.7
<7012> 川重 92.5 66.5 78000 72127 8.6
<6632> JVCケンウ 92.1 72.0 21000 19343 3.9
<8154> 加賀電子 88.7 74.0 30000 26618 6.2
<5273> 三谷セキ 88.5 77.3 8700 7699 13.0
<7269> スズキ 87.8 76.5 340000 298561 11.4
<9856> ケーユーHD 87.5 73.1 9200 8054 7.7
<9303> 住友倉 87.4 77.0 29100 25420 7.3
<6417> SANKYO 87.1 74.7 56000 48774 7.1
<9031> 西鉄 85.9 75.9 24400 20962 11.8
<3569> セーレン 85.0 74.8 14900 12665 11.5
<9902> 日伝 85.0 74.1 6300 5358 13.6
<8022> ミズノ 84.6 62.4 12500 10579 8.8
<9533> 邦ガス 82.8 62.1 29000 24012 12.3
<6490> ピラー 82.7 72.2 12800 10585 9.2
<4216> 旭有機材 82.5 67.0 10600 8744 8.2
<6590> 芝浦 81.1 69.6 9600 7782 9.6
<8035> 東エレク 80.5 69.4 584000 470229 18.0
※経常利益の単位は百万円。
株探ニュース
今回は第1弾として、時価総額500億円超の銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)今年の1月から2月中旬にかけて23年3月期の経常利益予想を上方修正した、(2)4-12月期の経常利益が前年同期比で増益もしくは黒字に転換して着地、(3)4-12月期経常利益の通期計画に対する進捗率が80%以上、かつ同進捗率が過去5年の平均を10ポイント超上回る、といった条件を満たした33社を選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、昨年の1月から2月に22年3月期の経常利益予想を上方修正し、本決算発表前に再度上方修正した実績がある、三越伊勢丹ホールディングス <3099> [東証P]、加賀電子 <8154> [東証P]は今年も有望だ。
また、4-12月期の経常利益が通期計画をすでに上回っている、マンダム <4917> [東証P]、京浜急行電鉄 <9006> [東証P]、平和 <6412> [東証P]、ユナイテッドアローズ <7606> [東証P]は業績上振れが濃厚とみられる。
このほか、塩野義製薬 <4507> [東証P]、ミツウロコグループホールディングス <8131> [東証S]、西日本鉄道 <9031> [東証P]、セーレン <3569> [東証P]、芝浦メカトロニクス <6590> [東証P]は、直近3ヵ月の10-12月期に四半期ベースの最高益を達成し、通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長“青天井”銘柄としても注目したい。
┌ 対通期進捗率 ┐┌─ 経常利益 ─┐ 予想
コード 銘柄名 4-12月 5年平均 通期計画 4-12月 PER
<4917> マンダム 144 101 1600 2309 131
<9006> 京急 122 68.9 8000 9754 22.7
<6412> 平和 107 83.1 25900 27793 13.3
<7606> Uアローズ 104 93.4 6500 6731 12.6
<8934> サンフロ不 99.3 85.3 14500 14401 5.6
<4581> 大正薬HD 98.9 81.7 29500 29167 23.5
<3099> 三越伊勢丹 98.5 82.8 26000 25617 20.4
<9110> ユナイテド海 98.1 78.8 32000 31394 3.9
<5713> 住友鉱 95.9 74.9 228000 218630 8.5
<1968> 太平電 95.1 80.3 12600 11985 8.4
<2531> 宝HLD 95.0 82.4 37400 35517 10.7
<4507> 塩野義 94.7 73.3 210000 198786 10.2
<5481> 山陽鋼 94.1 79.6 22000 20691 8.2
<7906> ヨネックス 93.4 59.9 9800 9152 16.1
<8131> ミツウロコG 92.8 61.5 9500 8819 15.5
<6925> ウシオ電 92.5 80.3 19500 18039 14.7
<7012> 川重 92.5 66.5 78000 72127 8.6
<6632> JVCケンウ 92.1 72.0 21000 19343 3.9
<8154> 加賀電子 88.7 74.0 30000 26618 6.2
<5273> 三谷セキ 88.5 77.3 8700 7699 13.0
<7269> スズキ 87.8 76.5 340000 298561 11.4
<9856> ケーユーHD 87.5 73.1 9200 8054 7.7
<9303> 住友倉 87.4 77.0 29100 25420 7.3
<6417> SANKYO 87.1 74.7 56000 48774 7.1
<9031> 西鉄 85.9 75.9 24400 20962 11.8
<3569> セーレン 85.0 74.8 14900 12665 11.5
<9902> 日伝 85.0 74.1 6300 5358 13.6
<8022> ミズノ 84.6 62.4 12500 10579 8.8
<9533> 邦ガス 82.8 62.1 29000 24012 12.3
<6490> ピラー 82.7 72.2 12800 10585 9.2
<4216> 旭有機材 82.5 67.0 10600 8744 8.2
<6590> 芝浦 81.1 69.6 9600 7782 9.6
<8035> 東エレク 80.5 69.4 584000 470229 18.0
※経常利益の単位は百万円。
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