テックポイント Research Memo(7):Non-GAAP指標の約50%の配当性向を目途に配当を実施する方針
■株主還元
テックポイント・インク<6697>は取締役会において配当金の支払いを継続的に業績に連動させるための配当方針を採択し、Non-GAAP指標に基づく通期純利益の約50%の配当性向を決議している。2022年12月期は年額0.5米ドル(0.25米ドル+0.25米ドル)の配当とした。1回目の配当は2023年1月末を基準日として普通株式株主へ支払い済みである。
配当金をもとに日米の税務調整・日本円転換等を経てJDR分配金が支払われる。1回目のJDR1口当たりの分配金単価は33円(米国所得税 0%適用分)、29円(米国所得税 10%適用分)、28円(米国所得税 15%適用分)、23円(米国所得税 30%適用分)である。1回目の配当金支払いに係るJDRの分配金総額は2.05億円で、分配金支払開始は同年3月28日を予定している。なお、2023年12月期のNon-GAAP指標に基づく1株当たり純利益は0.98米ドルを予想している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
《NS》
提供:フィスコ