大阪金見通し:上昇か、米長期金利の低下など反映へ
大阪取引所金標準先物 24年2月限・夜間取引終値:8368円(前日日中取引終値↑74円)
・想定レンジ:上限8420円-下限8320円
24日の大阪取引所金標準先物(期先:24年2月限)は上昇しそうだ。米利上げの停止が近いとの観測から昨日の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方が広がっている。また、このところドル相場は、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが軟調な展開となっていることから、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすくなっている。こうした動きや心理を映し、金先物はナイトセッションで上昇しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となりそうだ。
《SK》
提供:フィスコ