貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6702 富士通

東証P
2,757.0円
前日比
+16.0
+0.58%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.7 2.90 1.02 3.89
時価総額 57,100億円
比較される銘柄
NEC, 
日立, 
パナHD

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<動意株・23日>(大引け)=マイクロアド、RPA、ソシオネクスなど(その1)

 マイクロアド<9553>=大幅高で再び上値指向に。この日、ビデオリサーチ(東京都千代田区)のデータ統合ソリューション「VR LINC」が持つメディア視聴傾向などのデータを活用し、スマートフォンアプリに対する広告配信を開始すると発表。マーケティングプロダクトの機能強化に関する発表を手掛かり視した買いが入ったようだ。「VR LINC」が分析し導き出したテレビ視聴態度などのユーザーデータを活用し、Cookieを利用しない形で広告を配信する。広告主はCookie利用規制後も変わらず、マイクロアドのマーケティングプロダクト「Circus」を活用した高精度なターゲティング広告配信が可能になるとしている。

 RPAホールディングス<6572>=物色人気加速。株価は調整局面を織り交ぜながらも25日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げ波動が鮮明だ。人工知能(AI)やロボットを活用してホワイトカラー業務の生産性を高めることを主要業務とし、現在のAI関連株人気に乗り、波状的な投資マネーの流入が観測されている。足もとの業績は低調ながら、23年2月期を底に24年2月期以降は急回復トレンドに突入するとの見方が強まっている。株価は2019年の5月につけた3310円(分割修正後株価)を天井に約3年半にわたる下降トレンドを強いられたものの、業績底入れを察知する形で年初から株価の波動が変わり、継続的な実需買いが観測されている。上昇過程で信用買い残はむしろ減少傾向を示しており、株式需給面も戻り足を軽くしている。

 ソシオネクスト<6526>=最高値街道復帰うかがう。全体軟調地合いに抗して1万円大台で値固めの動きを示している。同社は富士通<6702>とパナソニック ホールディングス<6752>のロジック半導体部門の統合で生まれた半導体メーカーで、データセンターや車載用などファブレス形態で先端半導体の設計・開発・販売を手掛けている。23年3月期は売上高が前期比6割強の大幅増収を見込み、営業利益は同2.3倍となる195億円予想と、目を見張る業績変化率でマーケットの視線を集めている。きょうは、全体相場が軟調ななかも東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>が逆行高を演じるなど半導体関連株の強さが際立っており、同社株もその流れに乗っている。株価は今週20日に1万520円の上場来高値を形成しているが、依然として上値余地が意識され、目先最高値街道への復帰をにらむ展開。

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