小田急が堅調、今期と来期に特別利益を合計約855億円計上へ
小田急電鉄<9007>が堅調。この日、23年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表した。今期の最終利益の見通しは115億円から364億円(前期比3.0倍)に引き上げたほか、期末一括配当予想も10円から21円(前期末比11円増配)に増額した。小田急第一生命ビルの持ち分と、小田急センチュリービル、ホテル小田急の全株式の売却を決めたことに伴い、固定資産売却益約355億円を23年3月期において特別利益に計上する見込みとなった。24年3月期においては、約500億円を特別利益に計上する見込みという。
これに先立ち、23日付の日本経済新聞朝刊は「小田急電鉄は東京・西新宿のホテル『ハイアットリージェンシー東京』などが入居する2棟の大型ビルをまとめて売却する方針を固めた」と報じていた。報道では、数百億円規模の特別利益が発生するもようだとしていた。朝方の買いが一巡した後、株価は一時下げに転じる場面があったが、会社側からの正式な発表を評価した買いが下支え要因となったようだ。
出所:MINKABU PRESS
これに先立ち、23日付の日本経済新聞朝刊は「小田急電鉄は東京・西新宿のホテル『ハイアットリージェンシー東京』などが入居する2棟の大型ビルをまとめて売却する方針を固めた」と報じていた。報道では、数百億円規模の特別利益が発生するもようだとしていた。朝方の買いが一巡した後、株価は一時下げに転じる場面があったが、会社側からの正式な発表を評価した買いが下支え要因となったようだ。
出所:MINKABU PRESS