エリアリンク Research Memo(9):2022年12月期は大幅な増配、配当性向30%を達成
■株主還元策
エリアリンク<8914>は株主還元を重要な経営課題の1つと位置付けており、配当によることを基本としている。また、株主配当については、中長期的な事業計画に基づき、市場環境や設備投資のタイミングを見ながら、内部資金の確保や財政状態、利益水準などを総合的に勘案したうえで、配当性向30%を目安に期末年1回の配当を実施することを基本方針としている。
2022年12月期は好業績を反映して、期初予想の1株当たり50.0円を大きく上回る69.0円(前期比22.0円増配)の配当を実施し、配当性向は30.3%となった。2023年12月期は、親会社株主に帰属する当期純利益を減益予想としていることもあり、1株当たり62.0円(同7.0円減配)を計画し、配当性向は30.2%となる見通しだ。
同社は新中期経営計画に基づいて、顧客から安定収益を得るストックビジネスを中心に意欲的な増益を計画していることから、業績達成に伴いさらなる増配が期待できると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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提供:フィスコ