イード Research Memo(6):2023年6月期より配当を開始、自社株買いも発表
■株主還元策
イード<6038>は株主還元の考え方として、従来は内部留保の充実と成長投資に資金を優先的に振り向け、企業価値を向上させることで株主に還元していくことを基本とし、株式を上場して以降、無配を継続してきた。ただ、ここ数年で収益が拡大し、財務基盤も充実してきたことから、2023年6月期より株主配当を実施することを決定した。当面は連結株主資本配当率(DOE)1.5%を目安に、安定的かつ継続的な配当を実施する方針としている。2023年6月期については1株当たり12.0円の配当を予定している。
また、2023年2月28日付で自己株式取得も発表した。取得株数30千株(上限)、取得価額の総額30百万円(上限)で期間は同年3月6日から4月30日までとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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提供:フィスコ