<注目銘柄>=ソリトン、利益率高い製品やサービス拡大へ
ソリトンシステムズ<3040>は、2月10日に発表した22年12月期連結決算が減益に終わったことなどを受けて、株価は調整局面にあるが、今後の成長期待を考慮すると下値拾いの好機といえるだろう。
同社は、ITセキュリティー事業が主力。22年12月期は、粗利率の低い業務提携製品(海外製品)の大型更新案件が伸長した結果、円安もあって仕入れ価格が上昇。営業利益は20億3600万円(前の期比14.0%減)と減益に終わった。
これまで同社は、国産の優れた独自技術を保有しながら、それが利益に結び付かない印象だったが、23年12月期は多要素認証の「Soliton OneGate」、ネットワーク分離向けソリューション、「NetAttestシリーズ」の3製品・サービスの販売拡大に注力することで、利益率の改善が見込まれる。業務提携による海外製品の大型更新案件の剥落により売上高は減収の見込みだが、営業利益は21億5000万円(前期比5.6%増)を計画している。
24年12月期もこれらを背景に増益が期待できる。成長力加速で株価も大きく居所を変えそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、ITセキュリティー事業が主力。22年12月期は、粗利率の低い業務提携製品(海外製品)の大型更新案件が伸長した結果、円安もあって仕入れ価格が上昇。営業利益は20億3600万円(前の期比14.0%減)と減益に終わった。
これまで同社は、国産の優れた独自技術を保有しながら、それが利益に結び付かない印象だったが、23年12月期は多要素認証の「Soliton OneGate」、ネットワーク分離向けソリューション、「NetAttestシリーズ」の3製品・サービスの販売拡大に注力することで、利益率の改善が見込まれる。業務提携による海外製品の大型更新案件の剥落により売上高は減収の見込みだが、営業利益は21億5000万円(前期比5.6%増)を計画している。
24年12月期もこれらを背景に増益が期待できる。成長力加速で株価も大きく居所を変えそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS