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ダウ先物は下落 クレディスイスへの懸念は一服も不安感が根強い=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:46)
ダウ先物 31955(-140.00 -0.44%)
S&P500 3909.50(-15.50 -0.39%)
ナスダック100先物 12371.00(-6.75 -0.05%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は軟調に推移しており、きょうも米株式市場は軟調に始まりそうだ。前日はクレディスイスの信用不安が高まり、市場も乱高下したものの、スイス当局が具体的な支援方針を打ち出したことから、この問題に対しては安心感がひとまず広がっている。スイス中銀はクレディスイスに対して500億スイスフランの流動性を提供すると発表した。

 しかし、株式市場は依然として上値が重く、米地銀株も時間外で軟調に推移している。クレディスイスの問題はひとまず沈静化に向かっているようだが、他にもあるのではとの不安が根強いことと、今回の問題による金融システムへの信頼感の低下が、この先の景気にどのように影響するのかを見極めたい雰囲気もあるようだ。そのため投資家のリスク許容度は回復していない。

 また、今回の件でFRBなど各国の中銀がどう対応するのかも確認したい意向もあるようだ。

 市場からは、「2008年のリーマンショックに似ている点は、次に最も弱い者は誰なのかと、市場が弱い者探しをしている点だ。その代償として無保険の預金にスコープが向けられている」との声が出ている。

 また、「銀行セクターに属する金融機関への投資可能性をどう見るかについて、方向性が変わって来ているのは間違いない。将来、これらの企業に対する規制の圧力が強まった場合、このセクターがどのような舵取りをするのか考えさせられる」との指摘も聞かれた。

 メタ・プラットフォームズ<META>やスナップ<SNAP>などのSNS企業が時間外で堅調。バイデン政権がTiktokを保有する中国のバイトダンス社に対して株式売却を強く要求していると伝わった。売却しなければ、米国内での同アプリの使用を禁止する可能性があるという。

(NY時間08:56) 時間外
ファースト・リパブリック<FRC> 21.60(-9.56 -30.68%)
スナップ<SNAP> 10.98(+0.64 +6.19%)

アップル<AAPL> 152.47(-0.52 -0.34%)
マイクロソフト<MSFT> 265.27(-0.17 -0.06%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 96.10(-0.10 -0.10%)
アルファベット<GOOG> 96.82(+0.27 +0.28%)
テスラ<TSLA> 180.70(+0.25 +0.14%)
メタ・プラットフォームズ<META> 200.58(+2.83 +1.43%)
AMD<AMD> 90.02(+0.34 +0.38%)
エヌビディア<NVDA> 242.50(+0.22 +0.09%)

NY株式15日終値
ダウ平均   31874.57(-280.83 -0.87%)
S&P500    3891.93(-27.36 -0.70%)
ナスダック   11434.05(+5.90 +0.05%)
CME日経平均先物 26625(大証終比:-115 -0.43%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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