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3633 GMOペパボ

東証S
1,511円
前日比
-6
-0.40%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.4 3.43 3.51
時価総額 82.6億円
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GMOペパボ Research Memo(2):インターネットを通じて表現活動を支援する様々なサービスを提供


■会社概要

1. 会社概要
GMOペパボ<3633>は、「もっとおもしろくできる」という企業理念と、2023年に新たに制定した経営ミッション「人類のアウトプットを増やす」のもと、インターネットを使って何かを始めたいという人々に対して、その活動を支援するツールやサービスを開発し、提供している。レンタルサーバーサービス「ロリポップ!」、ネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」などを提供しているほか、国内最大級のハンドメイドマーケット「minne」、オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI」に加え、フリーランス向けファクタリングサービス「FREENANCE」にも注力している。

2. 沿革
同社は、個人向けホスティング事業を目的とした有限会社paperboy&co.※1として2003年に設立され、前身の合資会社※2から「ロリポップ!」等の事業を譲受したのが始まりである。2004年にはドメイン取得代行サービス「ムームードメイン」やブログサービス「JUGEM(ジュゲム)」(2021年に事業譲渡)の提供を開始し、株式会社へ組織変更すると同時に、グローバルメディアオンライン(株)(現GMOインターネットグループ)の連結子会社となった。

※1 創業者の家入一真(いえいりかずま)氏が過去に新聞配達をしていたことに由来する。新聞配達員としての経験をきっかけに多くの人と出会い、起業に至ったという原点を忘れないようにと、英語で「新聞配達員」の意味を持つ「paperboy」に、仲間たちを意味する「company」の略である「&co.」を加えて命名された。
※2 同社の前身は、個人向けホスティングサービスの提供を目的として2001年10月に家入一真氏により設立された合資会社マダメ企画。同年11月に「学生や女性にもホームページ作りを楽しんでもらいたい」という思いから「ロリポップ!レンタルサーバー」の提供を開始した。


2005年には「カラーミーショップ」の提供を開始しEC支援事業にも参入、その後もインターネットを活用した様々なサービスを開発・提供しながら業績を拡大し、2008年12月にジャスダック証券取引所に上場を果たす(2019年12月に東証第2部、2020年12月に東証第1部、2022年4月に東証プライム市場に移行)。2014年には創立から10年が経過したことを契機に、GMOインターネットグループのブランド戦略としてシナジーや知名度、信頼性の向上を図るため、社名の冠に「GMO」を付し、愛称として使われていた「ペパボ」を合わせたGMOペパボ株式会社に社名を変更した。

2015年以降は、第3の収益の柱を育成するため2012年よりサービスを開始した「minne」の事業に積極投資を行う一方で、事業の集中と選択を進めていった。また、2019年には「FREENANCE」を運営するGMOクリエイターズネットワークの株式を取得し、連結子会社化するなど新規事業の育成にも注力している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《YI》

 提供:フィスコ

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