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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5632 三菱製鋼

東証P
1,378円
前日比
-20
-1.43%
PTS
1,377円
12:42 11/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.3 0.51 4.64 38.13
時価総額 216億円
比較される銘柄
高周波, 
愛知鋼, 
山陽鋼

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<動意株・6日>(大引け)=T-BASE、ハブ、丹青社など

 TOKYO BASE<3415>=高値圏走る。一時5%を超える上昇で527円まで上値を伸ばした。株価は昨年12月26日に235円の安値を形成し、そこから急速な戻り足をみせている。実需の買いが継続的に流入しているとみられ、時価は今年に入ってからの高値を連日更新している状況にある。前週末3日取引終了後に発表した23年2月度の月次売上高は全社ベースで前年同月比22.4%増、既存店ベースで7.1%増と好調だった。コロナ禍からの回復が顕著となっている。また、海外ではゼロコロナ政策が解除された中国が回復歩調にあることで、今後の見通しに明るさを加えている。

 ハブ<3030>=思惑買いに急上昇。大幅続伸し昨年来高値を更新している。9日にワールドベースボールクラシック(WBC)の日本代表チームの初戦(対中国)が行われることを控え、期待感が買いにつながっている。同社は英国風パブを主に展開しており、大きなスポーツイベント開催は集客増につながる。各メディアで連日、代表チームの動向が報じられていることも、期待感を膨らませることに一役買っているようだ。

 丹青社<9743>=動意。前週末3日の取引終了後、集計中の23年1月期連結決算について、営業利益が2億円から6億円(前の期比70.4%減)へ、純利益が1億5000万円から4億5000万円(同68.6%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。売上高は646億円から640億円(同2.1%増)へ下振れたものの、主に商業その他施設事業において、売上総利益率に若干改善が見込まれることが要因としている。

 monoAI technology<5240>=ストップ高。同社は昨年12月にグロース市場に上場し、メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」の運営を手掛ける。前週末3日にピクシブ(東京都渋谷区)が開催するオンライン即売会「NEOKET4」に、XR CLOUDをOEMで提供すると発表。これを材料視した買いが集まったようだ。NEOKET4はクリエーターとファンが同じ空間でコミュニケーションを楽しみ、即売会を自宅でも体験できるイベント。3月25日から4月2日までの間、開催される。XR CLOUDではイベント向けに、頒布物販売機能や立ち読み機能などを備えたという。

 山一電機<6941>=上値指向強める。テスター用を中心に半導体ソケットを主力に展開するほか、光学フィルターなど光関連製品も手掛ける。2月24日取引終了後には、フィリピンの連結子会社が生産工場を新設(土地はすでに取得済み)することを発表、半導体ソケットの安定した供給体制構築に動き出しており、今後の業容拡大に期待がかかる状況にある。半導体周辺企業で足もとの業績も会社側の想定を上回り好調に推移しているにもかかわらず、PERが6倍台と極めて低位にあり見直し買いを誘発している。更に配当利回りが4.5%前後と高く、3月期末に向けた配当権利取りの動きも株高を後押ししている。

 三菱製鋼<5632>=上昇加速で一時昨年来高値とツラ合わせ。自動車やトラック、建設機械、情報家電向けに特殊鋼及び精密ばねなどを製造、素材から製品まで一貫生産できる強みを生かし安定した収益基盤を誇る。23年3月期営業利益は従来予想の55億円から65億円(前期比4%増)に増額したが、続く24年3月期はサプライチェーン問題の収束と値上げ効果の浸透で2ケタの利益成長が有力視される。株価指標面ではPERが依然として8倍未満でPBRは0.4倍台と会社解散価値の半値以下にあり、バリュー株として見直しが急だ。配当利回りも3%台後半と高い。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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