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ダウ先物は小幅高もナスダック100は軟調 利回り上昇が圧迫=米国株

米株価指数先物(3月限)(NY時間08:42)
ダウ先物 32731(+38.00 +0.12%)
S&P500 3932.75(-23.75 -0.60%)
ナスダック100先物 11848.50(-113.25 -0.94%)

 米株価指数先物市場はまちまちで推移している。ダウ先物は小幅高となっているものの、S&P500やナスダック100はマイナス圏で推移している。特にナスダック100は下げ幅を広げている。

 米国債利回りが上昇しており、2年債のみならず、10年債も30年債も11月以来の4%台に上昇している。世界的なインフレ長期化への懸念が根強い中、この日のユーロ圏の消費者物価指数(HICP)が予想を上回る数字となったことも米国債利回りを押し上げている模様。米国債利回りの上昇にネガティブな反応を示しやすいIT・ハイテク株などの成長株が軟調に推移している。

 市場からは「データがディスインフレのプロセスに冷水を浴びせ、市場はインフレ見通しに強い警戒感を抱いている。そのため、世界中の市場でリスク許容度が低下しており、中国の回復が世界のインフレ圧力を悪化させるのではないかという懸念さえ高まっている」との指摘も聞かれた。

 また、テスラ<TSLA>が前日の投資家説明会を受けて、時間外でネガティブな反応を見せていることもナスダックを圧迫しそうだ。マスクCEOがマスタープラン(基本計画)を発表していたが、待望の次世代モデルを巡り具体的な内容が提供されなかったことで失望感が強まっている。
 取引開始前にメーシーズ<M>とベスト・バイ<BBY>の小売大手2社の決算が発表になっていたが、まちまちの反応となっている。メーシーズは高級ブランドが堅調だった一方、ベスト・バイはマクロ環境の圧迫を見込み、予想下回るガイダンスを示していた。

 なお、本日引け後の決算はコストコ<COST>、ブロードコム<AVGO>、デル・テクノロジーズ<DELL>などの決算が予定されている。

米国債利回り(NY時間08:53)
2年債   4.933(+0.057)
10年債  4.077(+0.085)
30年債  4.032(+0.078)
期待インフレ率  2.477(+0.041)
※期待インフレ率は10年債で算出

(NY時間08:52) 時間外
アップル<AAPL> 143.69(-3.72 -2.52%)
マイクロソフト<MSFT> 244.91(-4.51 -1.81%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 91.20(-3.03 -3.22%)
アルファベット<GOOG> 90.20(-0.10 -0.11%)
テスラ<TSLA> 187.80(-17.91 -8.71%)
メタ・プラットフォームズ<META> 171.70(-1.72 -0.99%)
AMD<AMD> 77.62(-0.96 -1.22%)
エヌビディア<NVDA> 223.73(-8.43 -3.63%)

NY株式1日終値
ダウ平均   32661.84(+5.14 +0.02%)
S&P500    3951.39(-18.76 -0.47%)
ナスダック   11379.48(-76.06 -0.66%)
CME日経平均先物 27550(大証終比:+20 +0.07%)
 
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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