日本コンピュータ・ダイナミクス---2023年3月期通期連結業績予想と配当予想を上方修正
日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>は1日、2022年5月に公表された連結業績予想の上方修正を発表した。2023年3月期通期(2022年4月-2023年3月)では売上高が前回予想比9.5%増の230億円、営業利益が同10.0%増の11億円、経常利益が同9.7%増の11.3億円、親会社株主に帰属する当期純利益は増減なしの6億円、1株当たり当期純利益は74.33円となる見通し。
上方修正の理由として、同社は、IT関連事業において既存顧客の新領域の案件獲得が想定以上に伸長したこと、パーキングシステム事業において鉄道および商業施設利用が改善したことに加え、料金改定の効果も寄与し、駐輪場利用料収入が大幅に増加したことを挙げており、自営駐輪場の採算性が改善したこともその一因としている。
一方、2023年3月期期末配当は、前回予想の1株当たり7円から6円増配した13円に修正するとし、修正後の1株当たり年間配当金は、実施済みの中間配当金と合わせ、1株当たり20円となる見通し。
《YI》
提供:フィスコ