ムトー精工が新値街道走る、好業績かつ強力な株主還元姿勢と低PBRで脚光
ムトー精工<7927>は続伸で連日の新高値。今月13日にマドを開けて上放れて以降、ほぼノンストップに近い状態で上値追い態勢を強めている。自動車や家電製品向けを中心に樹脂成形部品を手掛けるが、足もとの業績は絶好調といってよく、23年3月期第3四半期(22年4~12月)業績は営業利益が前年同期比2.8倍となる14億4300万円と急拡大した。通期見通しでは15億円(前期比2.4倍)を見込むが、進捗率を考慮して一段と上振れる可能性も高い。
株主還元に極めて前向きなこともポイント。配当性向の目安を従来の25%から40%程度に引き上げることを決定し、それに伴い今期年間配当を大幅に増額し61円50銭(前期実績18円50銭)とすることを発表し注目を集めた。配当利回りは時価換算で5%台に達している。更に全般相場は低PBR株物色の流れが形成されるなか、同社はPBR0.5倍台と超割安圏に位置していることで、株価の見直しが急となっている。
出所:MINKABU PRESS
株主還元に極めて前向きなこともポイント。配当性向の目安を従来の25%から40%程度に引き上げることを決定し、それに伴い今期年間配当を大幅に増額し61円50銭(前期実績18円50銭)とすることを発表し注目を集めた。配当利回りは時価換算で5%台に達している。更に全般相場は低PBR株物色の流れが形成されるなか、同社はPBR0.5倍台と超割安圏に位置していることで、株価の見直しが急となっている。
出所:MINKABU PRESS