レーザーテクは反落、米半導体株安を嫌気も群を抜く売買代金は変わらず
レーザーテック<6920>が反落。株価はここ2万2000~2万3000円台を中心とするもみ合いが続いているが、足もとやや戻り売り圧力が優勢となっている。半導体マスクブランクス検査装置で世界シェアを独占し、先端半導体の微細化に対応して市場が急速に立ち上がっているEUV露光装置向けでもオンリーワン企業として存在感を示す。ただ、23年6月期の受注高見通しを従来計画から大幅に下方修正するなど、メモリー市況悪化の影響が足もとの業績に反映されており、株価の先行きには強弱観が対立している。
そうしたなか、前週末の米国株市場では長期金利上昇を背景に半導体関連株が売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反落、これを受けきょうの東京市場でも同社株を筆頭に半導体製造装置関連株には安いものが目立つ。なお、同社株への注目度は依然として高く、午前10時20分現在で売買代金は730億円を超え、全市場を通じ断トツとなっている。
出所:MINKABU PRESS
そうしたなか、前週末の米国株市場では長期金利上昇を背景に半導体関連株が売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反落、これを受けきょうの東京市場でも同社株を筆頭に半導体製造装置関連株には安いものが目立つ。なお、同社株への注目度は依然として高く、午前10時20分現在で売買代金は730億円を超え、全市場を通じ断トツとなっている。
出所:MINKABU PRESS