CaSy Research Memo(9):内部留保とのバランスをとりつつ配当を検討
■株主還元策
CaSy<9215>は現時点で企業として成長過程にあると認識しており、事業の拡充や組織体制の整備、事業の一層の規模拡大のため、当期純利益を計上した場合においても、内部留保の充実による財務基盤の強化、事業展開における投資資金としての活用を優先する方針である。しかしながら、同社は株主への利益還元を重要な経営課題の1つとして認識しており、事業基盤の整備や投資計画、業績及び財政状態、事業環境などを総合的に勘案し、内部留保とのバランスをとりつつ配当について検討していく方針である。ただし、配当実施の可能性及びその実施時期等については、現時点で未定である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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提供:フィスコ