システムズ・デザイン---2023年3月期の通期業績予想及び期末配当予想を修正
システムズ・デザイン<3766>は10日、2023年3月期の通期業績予想及び期末配当予想を修正したことを発表。
システム開発事業は、主要顧客のシステムリプレースに伴う案件受注が上期に集中し、大きく業績を牽引した。ローコード開発ツールを活用した開発業務や、子会社の業績も堅調に推移した。アウトソーシング事業は、新規案件の獲得や主要顧客からのコンタクトセンターサービスなどの受注が堅調に推移した。子会社は新型コロナウイルスにかかる医療保険の請求等が上期中心に増加した。下期は、上期における特需要因が各セグメントとも終息に向かう見込み。
これらの理由により、連結業績予想は、売上高は93.51億円(前回予想1.3%増)、営業利益は5.22億円(同25.8%増)、経常利益は5.35億円(同27.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3.21億円(同30.3%増)と上方修正となった。この結果、売上高経常利益率は、前回予想の4.5%から、5.7%に改善し、5.0%以上を達成する見込みである。
個別業績予想は、売上高は66.14億円(前回予想0.4%増)に修正となった。経常利益は3.71億円(同42.7%増)、当期純利益は2.35億円(同37.0%増)と、上方修正となった。
期末配当予想は、業績が大きく伸長する見込みであることや、株主還元の更なる拡充等を総合的に勘案した結果、普通配当として1株当たり前回予想の15円から5円増配し、20円に修正することとした。
《SI》
提供:フィスコ