トーア紡が急落、今期最終益予想は中期計画と同水準で利益確定売り
トーア紡コーポレーション<3204>が急落した。15日の取引終了後、22年12月期の連結決算発表にあわせ、23年12月期の業績予想を開示した。これまでの中期経営計画で示した水準と比較して売上高予想は計画上振れの172億円(前期比1.2%増)とする一方、利益予想はこれまでの計画を踏襲。最終利益は2億8000万円(同4.0%増)を見込む。年間配当予想は12円(同1円増配)に設定したものの、業績予想に関しては、ほぼ従来の計画に沿った内容との受け止めが広がった。株価は前日に大きく上昇していたこともあって、目先の利益を確定する目的の売りが優勢となったようだ。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS