堀場製が昨年来高値を更新、連続最高益計画のグローバルニッチトップ銘柄に資金
堀場製作所<6856>が連日で急騰し、昨年来高値を更新した。14日の取引終了後に公表した23年12月期の最終利益は、2期連続で過去最高を更新する見通し。年間10円の増配計画も示しており、これらを好感した買いがきょうも継続している。
今期の売上高は前期比7.4%増の2900億円、最終利益は同4.2%増の355億円を計画する。年間配当は同10円増配の255円に設定した。欧州の新たな排ガス規制や、水素ビジネスの拡大を背景とした計測機器などの製品需要が一段と拡大するとの期待が市場では高まっている。
なかでもドイツ子会社が手掛ける水素エネルギー産業向けの製品は、今期も販売が増加すると会社側は予想する。半導体製造装置に向けたガス制御機器「マスフローコントローラー」などを手掛ける半導体セグメントは円安効果の剥落により減益を見込むものの、自動車や水素関連がカバーする見通し。グローバルニッチトップと位置付けられる製品を多く手掛ける同社の競争力が、投資家の資金流入につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高は前期比7.4%増の2900億円、最終利益は同4.2%増の355億円を計画する。年間配当は同10円増配の255円に設定した。欧州の新たな排ガス規制や、水素ビジネスの拡大を背景とした計測機器などの製品需要が一段と拡大するとの期待が市場では高まっている。
なかでもドイツ子会社が手掛ける水素エネルギー産業向けの製品は、今期も販売が増加すると会社側は予想する。半導体製造装置に向けたガス制御機器「マスフローコントローラー」などを手掛ける半導体セグメントは円安効果の剥落により減益を見込むものの、自動車や水素関連がカバーする見通し。グローバルニッチトップと位置付けられる製品を多く手掛ける同社の競争力が、投資家の資金流入につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS