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NY株式:米国株式市場はまちまち、インフレ鈍化の軌道長期化を警戒


ダウ平均は156.66ドル安の34,089.27ドル、ナスダックは68.36ポイント高の11,960.14で取引を終了した。

1月消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化継続を証明したものの、予想を上回って小幅な改善にとどまったため、金利上昇と株価下落で始まった。連邦準備制度理事会(FRB)高官がインフレ鎮静化に言及しながらも、根強いインフレの制御のためには事前に想定されていた以上の利上げが必要になる可能性に言及したこともあり、利上げ長期化懸念が再燃し一段安となった。一方、ハイテク株には押し目買いも入り、底堅く推移してプラス圏を回復。結局、主要株価指数はまちまちで終了した。セクター別では、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、保険が下落。

半導体関連のエヌビディア(NVDA)は人工知能(AI)コンピューティングにおけるリーダーとして期待とし、アナリストが同社の目標株価を引き上げたことで上昇。航空機メーカーのボーイング(BA)はエア・インディアと737MAX、ボーイング787、777Xなどの航空機最大290機売却で合意、さらに、1月の出荷数が38機と欧州のエアバスを上回ったことが明らかになり、上昇した。エネルギー資源会社のオキシデンタル(OXY)はアナリストの投資判断引き上げを受けて上昇。レンタカー会社のエイビス・バジェット・グループ(CAR)は第4四半期決算で需要が強く、調整後の1株利益が予想を上回ったため買われた。

一方、自動車メーカーのフォード(F)はバッテリーを巡る問題で、ピックアップトラックの電気自動車版「F-150」の製造・出荷を停止すると発表、また、ドイツ、英国での雇用削減計画も発表し、売られた。また、太陽電池モジュール製造会社ファーストソーラー(FSLR)はアナリストの投資判断引き下げにより下落した。

旅行情報・予約サイト運営のエアビー・アンド・ビー(ABNB)は取引終了後に第4四半期決算を発表。旅行需要が強く、1株利益が予想を上回ったほか、第1四半期の売上高見通しも予想を上回り時間外取引で上昇している。

(Horiko Capital Management LLC)

《YN》

 提供:フィスコ

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