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3675 クロスマーケ

東証P
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クロス・マーケティンググループ---2Qは増収、データマーケティング事業とインサイト事業が増収


クロス・マーケティンググループ<3675>は13日、2023年6月期第2四半期(22年7月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.7%増の129.99億円、営業利益が同22.2%減の13.30億円、経常利益が同23.5%減の12.71億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同31.2%減の7.64億円となった。

デジタルマーケティング事業の売上高は前年同期比9.2%減の46.00億円、セグメント利益(営業利益)は同44.8%減の2.90億円となった。メディア・プロモーション、及びITソリューションの各分野において、原材料・資源高の影響を受けた日用雑貨・飲料メーカー等のマーケティング費用削減により、受注単価が低下した。

データマーケティング事業の売上高は前年同期比21.0%増の50.48億円、セグメント利益(営業利益)は同1.0%増の14.27億円となった。クロス・マーケティングを中心とする国内事業会社では、不透明な経済情勢の中でも顧客企業のリサーチ需要は底堅く、主力のオンライン実査件数が前年同期比で増加するなど堅調であった。また、 Kadenceグループの海外拠点では、経済活動の回復に合わせて北米及びインドにおける収益が拡大した。

インサイト事業の売上高は前年同期比9.5%増の33.50億円、セグメント利益(営業利益)は同2.8%減の5.88億円となった。クロス・マーケティングを中心とする国内事業会社では、コロナ禍で影響を受けていたオフライン調査が増収に転じ、堅調を維持したオンライン調査とともに事業全体を牽引した。また Kadenceグループの海外拠点では、経済活動の回復に合わせてインドネシア及びシンガポールにおける収益が拡大した。

2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.5%増の280.00億円、営業利益が同19.0%増の30.00億円、経常利益が同16.1%増の29.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.4%増の18.00億円とする期初計画を据え置いている。

《YI》

 提供:フィスコ

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