大阪金見通し:下落か、底堅い米長期金利映すも下値は堅い展開へ
大阪取引所金標準先物 23年12月限・夜間取引終値:7887円(前日日中取引終値↓13円)
・想定レンジ:上限7920円-下限7840円
14日の大阪取引所金標準先物(期先:23年12月限)は下落しそうだ。このところ強含みで推移している米長期金利が、昨日の海外市場でも底堅い動きとなったことを受け、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方から金は売られやすくなっている。一方、同じく昨日の海外市場でドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落したことから、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすくなっていることもあり、今日の金先物は売りが優勢ながら、下値は堅い展開となりそうだ。
《SK》
提供:フィスコ