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NY為替:米CPI改善期待でドルは伸び悩む


13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円91銭まで上昇後、132円24銭まで反落し、132円40銭で引けた。米国の消費者物価指数(CPI)の発表を控え連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を高く、長期にわたり維持するとの思惑が強まったと同時に、日銀人事を巡る政策修正への思惑が後退。日米金利差拡大観測に伴うドル買い・円売りが再燃した。その後、CPIでのインフレ改善期待やNY連銀の消費者調査結果で賃金インフレ期待の低下が明らかになり、金利が低下するとドル買いはやや後退。

ユーロ・ドルは、1.0677ドルから1.0730ドルまで上昇して1.0724ドルで引けた。欧州委が23年の域内経済の成長見通しを引上げ、景気後退を回避できるとの見通しにユーロ買いが強まった。ユーロ・円は141円60銭から142円39銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に伴うユーロ買い・円売りが強まった。ポンド・ドルは、1.2080ドルから1.2152ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9235フランから0.9191フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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