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日経平均は反落、重要経済指標の発表控え見送りムード/相場概況


日経平均は反落。先週末10日の米株式市場でNYダウは反発。長期金利の上昇を警戒した売りが先行して始まった。一方、ミシガン大学消費者信頼感指数が予想以上に改善すると、景気見通し改善に伴う買いが再燃し、ダウ平均は上昇に転じた。他方、金利高を警戒し、ハイテクは終日軟調に推移し、ナスダック総合指数は下落した。指数によってまちまちの動きとなった先週末の米株式相場を受けた今日の日経平均は120.63円安でスタート。市場では日銀の新体制を見極めたいとして、決算発表絡みの個別銘柄物色以外は積極的な買いは見送られた。また、今週は1月の米消費者物価指数など重要経済指標の発表が相次ぐことから、午後は見送りムードが強くなる中で今日の取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比243.66円安の27427.32円となった。東証プライムの売買高は11億5925万株、売買代金は2兆6670億円だった。セクターでは精密機器、電気機器、金属製品などが下落。一方、鉱業、海運業、鉄鋼などが上昇した。東証プライムの値下がり銘柄は全体の64%、対して値上がり銘柄は31%となった。

個別では、メルカリ<4385>、SUMCO<3436>、HOYA<7741>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、村田製<6981>、SMC<6273>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>が安く、ニコン<7731>など精密株、クラボウ<3106>など繊維株、三菱マ<5711>など非鉄株、東エレク<8035>など半導体関連株が下げた。個別の材料では、第1四半期営業利益が27.0%減となったヨコレイ<2874>、第3四半期累計の営業増益率が上半期から鈍化したイーレックス<9517>、酉島製<6363>、23年3月期業績(利益)予想を下方修正したオリンパス<7733>、ワコールHD<3591>、ケイアイスター<3465>、サンコール<5985>、ips<4390>、稀元素<4082>、ホシデン<6804>、ミライトワン<1417>、23年12月期純利益が18.1%減予想と発表した資生堂<4911>が軟調な展開となった。

一方、三井不<8801>、コマツ<6301>、JT<2914>が高く、INPEX<1605>など資源エネルギー関連株、コスモエネHDなど石油株<5021>、郵船<9101>など海運株、りそなHD<8308>など銀行株が上げた。個別の材料では、第3四半期累計の営業利益が98.3%増となった日電子<6951>、23年3月期業績(利益)予想を上方修正した三井松島<1518>、ヤマエグループHD<7130>、スターティアHD<3393>、サンフロンティア<8934>、理ビタミン<4526>、営業利益が前期35.3%増・今期7.6%増予想と発表したISID<4812>、自社株買いを発表したホンダ<7267>が買われた。
《SK》

 提供:フィスコ

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