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2487 CDG

東証S
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CDG---22年12月期売上高80.44億円、外食・各種サービス業界において売上が大きく伸長


CDG<2487>は9日、2022年12月期連結決算を発表した。売上高が80.44億円、営業利益が2.77億円、経常利益が3.16億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.02億円となった。2022年12月期は決算期変更に伴い、2022年4月1日から2022年12月31日までの9ヶ月決算となり、通期の対前期増減率については記載していない。

同社グループでは「IP×デジタル×リアル」を軸とした考え方としてきた。IP(コンテンツライセンス)を消費者が行動変容を起こすきっかけとなる起点とし、デジタルを消費者とダイレクトコミュニケーションを図るための接点とし、リアルを消費者が商品と直接触れ合う体験と位置付け、これらを掛け合わせることでセールスプロモーションの領域を深耕することを目指してきた。具体的には4つのサービスの提供に注力した。1つ目のサービスは、顧客の業務効率化を目的とした同社がこれまでに築き上げてきた調達力・品質管理能力・システム設計能力などの強みを最大限生かしたBPOサービスの提供、2つ目は商品の認知から購入、継続購入までの消費者の商品購買プロセスの全体に関し、デジタルを用いたキャンペーンを行い、消費者データを収集、分析し、顧客にとって消費者に対して最適にアプローチしていくフルファネル型サービスの提供、3つ目はIPを活用したセールスプロモーショングッズやデジタルポイントを活用した総合的なセールスプロモーションを製造メーカーも含めたリテール向けのプロモーションサービスの提供、4つ目は人気コンテンツを活用したNFT(非代替性トークン)やリテールでの書籍などの物販サービスに取り組む。

業界別の販売状況としては、外食・各種サービス業界において売上が大きく伸びた。また、人気コンテンツライセンスを活用した商品化施策が継続的に受注できた。一方、流通・小売業業界では、前年度においては、デジタルポイントを活用した施策が好調だったが、クライアントが自社内で対応するようになり、新しく人気コンテンツを活用した書籍物販ビジネス等を開始したが、当初想定していたデジタルポイント施策による売上の不足を補うことができなかった。またファッション・アクセサリー業界においては、例年獲得していた大型案件の失注があり、売上が減少した。

2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が118.50億円、営業利益が4.50億円、経常利益が4.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.10億円を見込んでいる。

《SI》

 提供:フィスコ

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