三井松島ホールディングス---3Q純利益481.5%増、業績予想の再々上方修正および期末配当予想の再々修正(増配)を発表
三井松島ホールディングス<1518>は10日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比66.2%増の560.86億円、営業利益が同401.1%増の244.88億円、経常利益が同394.5%増の258.35億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同481.5%増の180.37億円となった。
生活関連事業の売上高は、日本カタン(電力関連資材分野)の子会社化などにより、前年同期比4.9%増の210.23億円、セグメント利益は同7.1%増の22.62億円となった。
エネルギー事業の売上高は、石炭生産分野における石炭価格の上昇などにより、同167.5%増の339.99億円、セグメント利益は同599.9%増の230.14億円となった。
その他の事業の売上高は同10.6%増の11.52億円、セグメント利益は同9.0%増の1.31億円となった。
2023年3月期通期については、同日、連結業績予想の再々上方修正を発表した。売上高が前期比67.4%増(前回予想比1.3%増)の780.00億円、営業利益が同315.8%増(同12.9%増)の350.00億円、経常利益が同307.2%増(同12.9%増)の350.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同289.2%増(同16.7%増)の210.00億円としている。
また同日、2023年3月期の期末配当予想について、業績動向等を総合的に勘案した結果、前回予想の1株当たり190.00円より記念配当(創業110周年・最高益記念配当)を50.00円増配し、240.00円にすることを発表した。年間配当金は1株当たり320.00円となっている。
《SI》
提供:フィスコ