テノックス---3Qは2ケタ増収・大幅な増益、増収及び施工機械の稼働が高まり工事利益が拡大
テノックス<1905>は10日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比26.9%増の135.45億円、営業利益が同97.9%増の4.72億円、経常利益が同85.4%増の5.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同96.2%増の4.03億円となった。
中期経営計画に掲げた課題への取り組みを進めるなかで、当第3四半期連結累計期間の売上高は、主に杭工事において高速道路や鉄道工事が大幅に増加し、地盤改良工事において大型の民間工場が寄与した。利益は、売上高が増収となったことや施工機械の稼働が高まったことなどで工事利益が拡大した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、記録的な寒波による施工の遅れを考慮し、売上高は前期比18.1%増の175.00億円、営業利益は同3.5%減の4.50億円、経常利益は同3.1%減の5.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.4%減の3.10億円とする期初計画を据え置いている。
《NS》
提供:フィスコ