資生堂は大幅続落、23年12月期の最終減益予想を嫌気
資生堂<4911>が大幅続落した。前週末10日の取引終了後、22年12月期の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を開示した。売上高は前期比6.3%減の1兆円、最終利益は同18.1%減の280億円を見込む。今期が最終減益の見通しとなったことを嫌気した売りが膨らんだ。
中国経済の正常化などグローバルで化粧品市場の回復は継続すると想定するものの、為替の影響がアジアや米州、欧米事業の収益を押し下げる見込み。中期的な成長に向けた戦略投資の実行や、原材料・人件費の上昇の影響も業績予想に織り込んだ。為替の影響を除けば増収の計画となる。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円、1人民元=19円。年間配当予想は、前期の記念配当50円を落として普通配当60円(前期の普通配当は50円)に設定した。
出所:MINKABU PRESS
中国経済の正常化などグローバルで化粧品市場の回復は継続すると想定するものの、為替の影響がアジアや米州、欧米事業の収益を押し下げる見込み。中期的な成長に向けた戦略投資の実行や、原材料・人件費の上昇の影響も業績予想に織り込んだ。為替の影響を除けば増収の計画となる。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円、1人民元=19円。年間配当予想は、前期の記念配当50円を落として普通配当60円(前期の普通配当は50円)に設定した。
出所:MINKABU PRESS