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今日の為替市場ポイント:日米金利差拡大予想でドル売り拡大の可能性低い


10日のドル・円は、東京市場では131円88銭から130円38銭まで下落。欧米市場では一時129円81銭まで下げた後、131円60銭まで反発し、131円42銭で取引終了。本日13日のドル・円は主に131円台で推移か。日米金利差拡大観測は後退していないため、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

米連邦準備制度理事会(FRB)の目先の政策方針をめぐり見解は分かれており、ドル・円については売買交錯で方向感は乏しいとの見方が出ている。一方、日本銀行の次期総裁人事で黒田現総裁の路線継承の可能性は残されており、リスク回避的な円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。日本政府は元日銀審議委員の植田氏を日本銀行の次期総裁に起用する方針を固めた。2月14日に人事案を国会に提示し、衆参両院の同意を得て内閣が正式に任命する。

報道によると、自民党の萩生田政調会長は、「今の金融政策を継続しながら、その中で改革が必要だと思っているので、新メンバーに前向きな取り組みを期待したい」と語ったようだ。一方、植田氏は2月10日、現在の金融政策運営について「適切であると考えている」、「現状では金融緩和の継続が必要」と述べている。市場参加者の間からは「植田氏は現実の経済現象に即応した適切かつきめ細かい政策運営を実現できる人物」との声が聞かれている。金融市場との高度な対話能力を保持しているとの見方も多いことから、植田氏が日銀総裁就任は国内金融市場の安定化につながる可能性がある。

《CS》

 提供:フィスコ

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