貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6723 ルネサス

東証P
2,008.5円
前日比
-6.5
-0.32%
PTS
2,007.8円
13:43 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.68 3.86
時価総額 37,571億円
比較される銘柄
パナHD, 
日立, 
三菱電

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本日の注目個別銘柄:ルネサス、大日印、東海カーボなど


<7203> トヨタ自 1879 -22
反落。前日の取引時間中に決算を発表、前日は買い先行となっていたが、本日は戻り売り優勢の展開となっている。10-12月期営業利益は9567億円で前年同期比22.0%増となり、8000億円程度の市場コンセンサスを上振れている。ただ、北米収益の低迷が続いているほか、グローバル生産台数計画下方修正など、依然としてサプライチェーンの安定化が遅れていることなどをマイナス視する流れにもなっているようだ。

<8035> 東エレク 48270 +2010
大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1148億円で前年同期比26.4%減となったが、市場予想は100億円近く上振れたようだ。また、通期計画は従来の5460億円から5800億円に上方修正。一部案件の前倒し計上、中国リスクの影響が軽微であったことを背景としている。上半期決算時に下方修正していたことで、ポジティブなインパクトに。1:3の株式分割実施も支援材料に。

<9613> NTTデータ 1975 -155
大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、その後は急伸の展開となったが、本日は一転して急反落する形に。10-12月期営業利益は755億円で前年同期比30.3%増、市場予想を150億円程度上振れ。ただ、背景は戦略投資やNTT Ltd.の構造改革費用の後ずれなどともみられているようだ。一方、純利益は329億円で同14.1%減となっており、NTT Ltd.子会社に伴う純利益へのマイナス影響を意識も。

<4543> テルモ 3899 +94
大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は375億円で前年同期比31.3%増益となり、市場予想を30億円程度上振れている。一方、通期予想は従来の1320億円から1220億円、前期比5.2%増に下方修正。インフレによるマイナス影響、部材不足による血漿採取事業の立ち上げ遅れなどが背景。ただ、下振れ自体は想定線であり、来期業績への期待も高いことから悪材料出尽くしにもつながっているようだ。

<6723> ルネサス 1608 +206
急伸。前日に第4四半期決算を発表、10-12月期のNON-GAAPベース売上収益は3913億円で、従来予想レンジ3810-3890億円を上回る。粗利益率も同想54.0%を上回る56.0%、結果、営業益は従来予想を180億円程度上回る。また、23年1-3月期計画は売上収益が3475-3625億円で、3570億円程度の市場想定に沿う形に。堅調な業績ほか、INCJ保有株の自社株買いも好影響に。

<5401> 日本製鉄 2783.5 +121
大幅続伸で高値更新。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期累計事業利益は7618億円で前年同期比2.4%増、通期計画8700億円は据え置いたが、在庫評価損益などを除いた実力ベースの事業利益は6300億円から6900億円に増額修正。スプレッドの拡大が背景。未定であった年間配当金は180円として、前期比20円の増配に。JFEHDの決算で警戒感が先行していた中、安心感につながった。

<8802> 三菱地所 1619 -63.5
大幅安で一時昨年3月以来の1600円割れに。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は579億円で前年同期比4.5%減と減益に転じ、630億円程度のコンセンサスも下振れた。通期営業利益予想は据え置きも、海外金利上昇の影響などで経常利益は従来の2710億円から2670億円に減額。金融環境や不動産市況の先行き不透明感が拭いきれないなか、実績値の下振れをネガティブ視する動きが優勢に。

<7912> 大日印 3625 +440
急伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は170億円で前年同期比7.8%減となったが、前四半期比では約6割の増益となり、コンセンサスも5億円程度上振れている。通期計画下振れ懸念は依然残るものの、想定以上に底堅い決算との評価が優勢のようだ。また、新中計策定に向けた基本方針を発表、過去最大の自己株式取得を計画しているようで期待材料にもつながっている。

<4681> リゾートトラ 2118 -241
急落。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は39.2億円で前年同期比5.2%増となり、35億円程度のコンセンサスも上回っている。ただ、賞与費用増などもあったとみられ、増益率は7-9月期の同10.4%増を下回り、経常利益も減益幅が拡大する形に。通期予想115億円、前期比32.3%増も据え置きであり、コロナ禍からの回復期待が高かったためネガティブに捉える動きが先行のようだ。

<5301> 東海カーボ 1199 +117
急伸。前日に22年12月期の決算を発表、営業利益は406億円で前期比64.7%増となり、従来予想の350億円を大幅に上振れる着地に。カーボンブランクの売価改善などが寄与したもよう。また、23年12月期見通しは450億円で同10.9%増益の見通しとし、コンセンサスの400億円程度を上回る水準となっている。配当計画も前期の30円から36円に増配計画としている。
《ST》

 提供:フィスコ

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