ティア---1Q増収増益、葬祭事業・フランチャイズ事業ともに順調に推移
ティア<2485>は9日、2023年9月期第1四半期(22年10月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.6%増の36.26億円、営業利益が同5.4%増の3.87億円、経常利益が同6.2%増の3.92億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.9%増の2.61億円となった。
葬祭事業の売上高は前年同期比8.1%増の34.98億円、営業利益は同8.9%増の6.42億円となった。当第1四半期においては、「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、感染症の予防及び拡散防止対策を講じつつ、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等に取り組んできた。葬儀件数においては、既存店の件数が増加したのに加え、新たに開設した会館の稼働により、前年同期比11.7%増の3,794件となった。葬儀単価においては、葬儀付帯品の単価は増加したものの、祭壇売上、供花売上の単価がそれぞれ低下し、同4.2%減となった。
フランチャイズ事業の売上高は同25.0%増の1.28億円、営業利益は同8.3%増の0.17億円となった。当第1四半期においては、FC会館が前年同期と比べ3店舗増加したことによりロイヤリティ売上が増加し、またFC会館への物品販売も増加した。経費面ではFC本部の強化を図るべく人材を増員した。
2023年9月期通期については、売上高が前期比6.0%増の140.75億円、営業利益が同4.0%増の11.00億円、経常利益が同3.5%増の10.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.9%増の7.10億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ