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8日の株式相場見通し=上値の重い展開か、米株高好感も円高が重荷

 8日の東京株式市場は強気優勢も上値は重く、日経平均株価は前日終値近辺で売り買いを交錯させる展開が想定される。前日の欧州株市場は高安まちまちとなったが、米国株市場では上下に荒い値動きながら、結局買いの勢いが勝る地合いとなりNYダウは4日ぶりに反発した。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発しフシ目の1万2000ポイント台を回復している。パウエルFRB議長がインタビューで今年はインフレが大幅に鈍化するとの見方を示し、これを手掛かりに買いが優勢となった。ただ、前週末に発表された1月の米雇用統計について、パウエル氏は想定外に強い内容であったとの認識を示し、金融引き締めスタンスをしばらく続ける必要があるとの発言もなされ、NYダウは200ドル以上も下落するなど乱高下する局面もあった。東京市場では前日に日経平均がわずかにマイナス圏で引けたものの、TOPIXは上値追いを継続し買い意欲は強い。きょうも米株高は追い風材料となるが、外国為替市場では急速に円高方向に振れていることもあり、輸出セクターを中心に上値を買い進む動きは限定的となりそうだ。一方、下値では押し目買い需要が旺盛で、日経平均は2万7000円台後半で方向感の定まりにくい動きとなることが予想される。

 7日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比265ドル67セント高の3万4156ドル69セントと4日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同226.336ポイント高の1万2113.786だった。

 日程面では、きょうは22年12月の国際収支統計、1月の貸出・預金動向、1月の対外・対内証券売買契約、1月の景気ウォッチャー調査など。また、海外ではインド中銀、ポーランド中銀が政策金利を発表するほか、12月の米卸売在庫・売上高、ウィリアムズ・NY連銀総裁の討論会参加など。

出所:MINKABU PRESS

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