決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … 八千代工、川本産業、富士興　(2月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の2月3日から6日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　いであ <9768>
　22年12月期の連結経常利益は前の期比55.6％増の32.7億円に拡大したが、23年12月期は前期比21.9％減の25.6億円に減る見通しとなった。

▲No.3　富士興 <5009>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の7.4億円→3.5億円(前期は5.7億円)に52.7％下方修正し、一転して39.3％減益見通しとなった。

▲No.5　Ｃマネージ <4491>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.0％減の3.3億円に減り、通期計画の4.5億円に対する進捗率は74.9％にとどまったものの、3年平均の66.9％を上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7298> 八千代工 　　　東Ｓ 　 -22.79 　　2/ 6　　　3Q　　　　8.26
<9768> いであ 　　　　東Ｓ　　 -7.81 　　2/ 6　本決算　　　-21.90
<5009> 富士興 　　　　東Ｓ　　 -5.04 　　2/ 6　　　3Q　　　-14.86
<3695> ＧＭＯ－Ｒ 　　東Ｇ　　 -4.57 　　2/ 6　本決算　　　 14.63
<4491> Ｃマネージ 　　東Ｓ　　 -2.74 　　2/ 6　　　3Q　　　 -3.99

<1960> サンテック 　　東Ｓ　　 -1.97 　　2/ 6　　　3Q　　　　赤転
<3604> 川本産業 　　　東Ｓ　　 -1.84 　　2/ 6　　　3Q　　　 -5.65
<3157> ジューテック 　東Ｓ　　 -1.76 　　2/ 6　　　3Q　　　 10.14
<3423> エスイー 　　　東Ｓ　　 -1.26 　　2/ 6　　　3Q　　　-56.45
<4736> 日本ラッド 　　東Ｓ　　 -1.06 　　2/ 6　　　3Q　　　　黒転

<3848> データアプリ 　東Ｓ　　 -0.66 　　2/ 6　　　3Q　　　 19.94
<4784> ＧＭＯ－ＡＰ 　東Ｓ　　 -0.66 　　2/ 6　本決算　　　 11.93
<4319> ＴＡＣ 　　　　東Ｓ　　 -0.50 　　2/ 6　　　3Q　　　-50.35
<7538> 大水 　　　　　東Ｓ　　 -0.38 　　2/ 6　　　3Q　　　　　－
<2816> ダイショー 　　東Ｓ　　 -0.07 　　2/ 6　　　3Q　　　-30.39

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース