貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6857 アドバンテスト

東証P
9,447円
前日比
+62
+0.66%
PTS
9,480円
23:58 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
57.3 14.68 1.16
時価総額 72,377億円
比較される銘柄
ディスコ, 
東京精, 
東エレク

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本日の注目個別銘柄:FPG、丸文、ワオワールドGなど


<9020> JR東 7020 -220
大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1120億円、同期間としては3期ぶりの黒字になっている。通期計画1530億円に対する進捗率は73.2%、通期の市場コンセンサスは会社計画を上回る水準であり、想定よりは弱含み推移と捉えられている。不動産・ホテル事業の減益は不動産売却益の減少が主因であるが、鉄道運輸収入、流通・サービス事業の営業収益回復はやや期待値まで達していないようだ。

<6920> レーザーテック 22020 -3510
急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は181億円で前年同期比41.6%増となったが、市場予想を20億円程度下回った。また、受注高は943億円で同47.2%減となり、通期予想は従来の3000億円から1800億円に引き下げた。マスク検査装置が受注下振れの中心となっているもよう。会社側では顧客の発注タイミングの問題が主因としているが、当面の業績コンセンサス切り下がりにもつながる形へ。

<6857> アドバンテス 9570 +370
大幅反発。前日に第3四半期決算を発表。10-12月期営業益は412億円で前年同期比22.8%増となり、ほぼ市場予想線上での着地だった。通期予想1700億円は据え置き。2023年の市場見通しは、SoCテスタが35-42億ドル、メモリ・テスタは9-12億ドルとし、それぞれ22年度推定の39-41億ドル、12-13億ドルから伸び悩むとみているが、想定内で短期的なあく抜け感に。

<5332> TOTO 4600 -420
大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は229億円で前年同期比39.8%増となり、5四半期ぶりの増益に転じた。国内ウォシュレット生産の回復やセラミック事業の伸長が背景。一方、通期予想は540億円から490億円に下方修正した。10-12月期の米国や中国の売上低迷、セラミック製品の生産調整などを反映のもよう。市場予想は従来会社計画並みのため、ネガティブな反応が優勢に。

<6724> エプソン 1890 -117
大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期事業利益は312億円で前年同期比14.7%増となり、会社計画も上振れる推移だったとみられる。一方、通期予想は従来の1000億円から950億円、前期比6.0%増に下方修正している。北米における在庫調整の影響などが主因となるもよう。なお、為替差損の計上見込みで、営業利益は従来予想1080億円から940億円に引き下げなど、修正幅が大きくなっている。

<6770> アルプスアル 1390 +67
大幅続伸。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスが同社株の5.02%を保有していることが明らかになっている。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としており、今後の株主価値向上策などが思惑視される状況となっているもようだ。なお、前日には第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は145億円で市場コンセンサスを20億円程度下振れている。

<1820> 西松建 3495 -560
急落。前日に業績・配当予想の下方修正を発表。営業利益は従来予想の200億円から140億円に引き下げた。建設資材価格の高騰で採算が大幅に悪化し、工事損失引当金繰入額を計上するほか、海外の大型トンネル工事において工事損失引当金繰入額を計上することになったもよう。つれて、年間配当金は285円から221円にまで引き下げ。利回り水準が極めて高かった銘柄であり、減配のインパクトは強いようだ。

<7148> FPG 1228 +170
急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は70.9億円で前年同期比2.1倍となっている。上半期計画69.6億円を超過する水準で、通期予想136億円に対する進捗率も52%の水準となっている。業績の大幅な上振れが意識される状況となっているもよう。潤沢な在庫を背景とした積極的な出資金販売の効果、不動産ファンド事業における海外不動産の好調などが好業績の背景に。

<7537> 丸文 1247 +230
急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は87.1億円で前年同期比2.2倍の水準となっている。一方、通期予想は従来の105億円から100億円に引き下げているが、経常利益は為替差益の計上などを見込んで、従来予想の50億円から70億円、前期比70.5%増に引き上げている。つれて、年間配当金も45円から67円に引き上げ。前日終値ベースでの配当利回りは6.6%の水準にまで高まる形へ。

<5128> ワオワールドG 1390 +300
ストップ高比例配分。日本成長投資アライアンス系ファンドが株式の非公開化を目的としたTOBを実施するとし、同社では賛同の意見を表明している。TOB価格は1502円で、前日終値比37.8%のプレミアムとなっている。TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きに。買い付け期間は2月1日から3月15日まで。TOB成立後には同社株は上場廃止となる予定。
《ST》

 提供:フィスコ

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