アドテストが6日ぶり急反発、受注残高考慮し通期業績予想を据え置き
アドバンテスト<6857>が6日ぶりに急反発した。31日の取引終了後に発表した23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比37.6%増の4127億9900万円、最終利益が同63.9%増の998億600万円と、大幅な増収増益となった。未定としていた期末配当予想は前期末と横ばいの70円とした。半導体市場の先行きが警戒されるなかにあって、通期の業績予想が据え置きとなったこともあって、買い安心感が広がったようだ。
高水準にある受注残高を考慮し、業績予想を据え置いた。1~3月期の想定為替レートも同じく、1ドル=130円、1ユーロ=140円を踏襲した。
出所:MINKABU PRESS
高水準にある受注残高を考慮し、業績予想を据え置いた。1~3月期の想定為替レートも同じく、1ドル=130円、1ユーロ=140円を踏襲した。
出所:MINKABU PRESS