決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ＳＢＩリーシ、東映アニメ、ドリコム　(1月30日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の1月27日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＫＩＭＯＴＯ <7908>
　23年3月期の連結経常損益を従来予想の10.5億円の黒字→4.5億円の赤字(前期は8.1億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

▲No.3　ＦＤＫ <6955>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→7億円(前期は19.6億円)に30.0％下方修正し、減益率が49.2％減→64.4％減に拡大する見通しとなった。

▲No.6　アトムリビン <3426>
　23年6月期第2四半期累計(7-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比30.2％減の2.6億円に落ち込んだが、通期計画の4.7億円に対する進捗率は57.0％となり、5年平均の58.4％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<5834> ＳＢＩリーシ 　東Ｇ 　 -15.81 　　1/30　　　3Q　　　　　－
<7908> ＫＩＭＯＴＯ 　東Ｓ 　 -10.00 　　1/30　　　3Q　　　　赤転
<6955> ＦＤＫ 　　　　東Ｓ　　 -8.05 　　1/30　　　3Q　　　-51.09
<6973> 協栄産 　　　　東Ｓ　　 -6.96 　　1/30　　　3Q　　　 53.73
<4816> 東映アニメ 　　東Ｓ　　 -6.07 　　1/30　　　3Q　　　 57.45

<3426> アトムリビン 　東Ｓ　　 -4.76 　　1/30　　上期　　　-30.21
<3793> ドリコム 　　　東Ｇ　　 -4.47 　　1/30　　　3Q　　　 46.74
<5781> 東邦金 　　　　東Ｓ　　 -3.09 　　1/30　　　3Q　　　-71.01
<6663> 太洋工業 　　　東Ｓ　　 -2.28 　　1/30　本決算　　　-17.78
<6912> 菊水ＨＤ 　　　東Ｓ　　 -2.23 　　1/30　　　3Q　　　 22.33

<4679> 田谷 　　　　　東Ｓ　　 -2.03 　　1/30　　　3Q　　　　赤縮
<9679> ホウライ 　　　東Ｓ　　 -1.60 　　1/30　　　1Q　　　　0.48
<1850> 南海辰村 　　　東Ｓ　　 -1.24 　　1/30　　　3Q　　　 11.33
<9380> 東海運 　　　　東Ｓ　　 -1.06 　　1/30　　　3Q　　　 40.35
<4113> 田岡化 　　　　東Ｓ　　 -0.87 　　1/30　　　3Q　　　-77.07

<5484> 東北鋼 　　　　東Ｓ　　 -0.55 　　1/30　　　3Q　　　-23.99
<6864> エヌエフＨＤ 　東Ｓ　　 -0.42 　　1/30　　　3Q　　　-42.07
<6882> 三社電機 　　　東Ｓ　　 -0.32 　　1/30　　　3Q　　　　3.22
<7185> ヒロセ通商 　　東Ｓ　　 -0.31 　　1/30　　　3Q　　　 36.72
<2208> ブルボン 　　　東Ｓ　　 -0.14 　　1/30　　　3Q　　　-77.01

<9686> 東洋テク 　　　東Ｓ　　 -0.10 　　1/30　　　3Q　　　 -1.95

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース