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9219 ギックス

東証G
889円
前日比
-7
-0.78%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
47.3 2.67 6.02 19.26
時価総額 49.7億円
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ギックス---2Q大幅な増収増益、DIサービスの提供が順調に進展


ギックス<9219>は30日、2023年6月期第2四半期(22年7月-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比81.0%増の8.03億円、営業利益が同1,046.7%増の1.95億円、経常利益が同1,088.2%増の1.95億円、四半期純利益が同1,237.9%増の1.33億円となった。

同社は「あらゆる判断を、Data-Informed(データインフォームド)に。」をパーパスとして掲げ、業績拡大を目指している。同社の掲げる「データインフォームド」は、データを用いて論理的に考え合理的に判断することで、人間による意思決定の精度を高め、事業運営における再現性を高めることを狙いとしている。「人間が判断の主体となる」ことを前提にしたデータ活用を推進する「データインフォームド市場(DI市場)」をターゲット市場と定義し、クライアント企業のニーズに合わせてDIコンサルティング・DIプラットフォーム・DIプロダクトの3つのサービス(総称:DIサービス)を柔軟に組み合わせて提供している

当第2四半期累計期間においても「データインフォームド」の思想に共感するクライアント企業から多くの価値提供の機会を得た。特に、大手クライアント企業において、既取引部門・取り組み中の領域におけるDIサービスの利用継続・拡大(縦展開)及び、同社内の未取引部門・新規領域へのDIサービスの提供(横展開)が順調に進展した。それにより、各社におけるデータインフォームドの思想の浸透が進み、多くの案件を受注した。また、並行して推進している導入事例の他社への展開(新規顧客開拓)も相まって、前年を上回る売上成長を達成した。売上成長の実現にあたっては、1,縦横展開を加速するための、人材育成及びアセット活用の継続的な強化活動、2.協業を核としたデータインフォームド思想の啓蒙活動及び営業体制・デリバリー体制の強化、3.DIプロダクトサービス「マイグル」の拡販及び機能強化、の3つの領域に注力した。1,に関しては、プロジェクト推進で培った独自のノウハウをマニュアル、ツール、プログラム等の形式でアセット化し、再利用性を高めている。また、当該ノウハウを基にした人材育成に関しても、日々ブラッシュアップを重ね、効率性を高めている。2.に関しては、BIPROGY<8056>、電通コンサルティング、ベーシックとの協業を中心に、人材の育成や交流、顧客紹介、プロジェクト推進体制の共同構築などを推進している。3.のDIプロダクトサービス「マイグル」に関しては累計利用者数が50万人を超えるなど順調に拡大し、また同時に、多くの引き合いの中で見えてきた様々なニーズに対応するべく、機能強化のための継続投資を実施してきた。

2023年6月期通期の業績予想については、売上高が前期比39.1%増の14.70億円、営業利益が同110.5%増の2.08億円、経常利益が同120.9%増の2.07億円、当期純利益が同94.6%増の1.41億円とする期初計画を据え置いている。

《NS》

 提供:フィスコ

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