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株価指数先物【引け後コメント】 12月急落前の水準回復で目先達成感、明日は日電産の決算影響を見極め


大阪3月限
日経225先物 27270 +390 (+1.45%)
TOPIX先物 1972.5 +28.0 (+1.43%)

 日経225先物(3月限)は、前日比390円高の2万7270円で取引を終了。寄り付きは2万7170円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7155円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。直後に付けた2万7160円を安値にリバウンド基調を強め、前場終盤にかけて上げ幅を広げると、昨年12月の日銀会合後の急落前(2万7310円)の水準を上回り、ランチタイムでは一時2万7360円まで上昇。後場に入っても日中の高値圏での推移を継続していたが、いったんは達成感も意識されやすく、また引け後に発表される日本電産 <6594> [東証P]の決算内容を見極めたいとのムードも強まり、終盤にかけてポジション調整により上げ幅を縮めた。

 日経225先物は寄り付き後まもなく2万7200円を回復するなど、ショートカバーの動きが強まった。米国市場で大型テック株や半導体株が買われた流れから、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]などが指数をけん引。一方で、ファーストリテイリング <9983> [東証P]は買い一巡後に戻り売りに押されて下げに転じており、指数の重荷となっていた。

 なお、取引終了後に決算を発表した日本電産は、2023年3月期連結営業利益を従来予想の2100億円から1100億円に下方修正。同社の下方修正が個別の要因として消化されれば影響は限られそうだが、ハイテク株などへ売りが波及するようだと、ショートの動きを強めてくる可能性がありそうだ。

 そのため、まずは75日移動平均線が位置する2万7110円辺りでの底堅さを見極めたいところだろう。ボリンジャーバンドでは+2σまでのリバウンドを見せたこともあり、過熱感が意識されるようだと、ボリンジャーバンドの+1σのほか、5日線が位置する2万6800円近辺までの調整も想定しておきたいところだ。

 NT倍率は先物中心限月で13.82倍だった。一時25日線を突破する場面も見られたがキープできず、結局は同線に上値を抑えられて5日線水準まで下げ、前日の終値水準で終えた。調整トレンドは継続しているため、25日線を明確に上放れてくるまでは、NTロングの動きも限られそうだ。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが2590枚、野村が1630枚、日産が1020枚、フィリップが670枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが1940枚、ドイツが1710枚、モルガンSが740枚、ソジェンが700枚、バークレイズが430枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが1840枚、BNPパリバが1760枚、ABNアムロが1110枚、ソジェンが890枚程度の売り越しに対して、ドイツが2090枚、ゴールドマンが1280枚、モルガンSが800枚、バークレイズが720枚程度の買い越しだった。

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