<注目銘柄>=ジャムコ、航空機内装品のGNT企業で防衛関連の側面も
ジャムコ<7408>は旅客機のギャレー(厨房設備)や化粧室など航空機内装品の大手で、この分野でグローバルニッチトップ(GNT)を誇る。同社の顧客には国内外の主要なエアラインをはじめ、米ボーイング<BA>や欧州エアバスといった航空機メーカーが名を連ねる。アフターコロナを見据えた世界的な航空需要の回復を追い風に、この先業績回復トレンドを一段と強めることになりそうだ。
昨年11月に今23年3月期利益予想の上方修正を発表。最終利益を8億7000万円から21億6000万円へ大幅に引き上げ、前期の赤字(40億8100万円の赤字)から急改善する見通しを示した。運航機数の増加に伴うエアライン向けスペアパーツの販売増や円安の影響、固定資産の譲渡益が寄与する見込み。上期時点で最終黒字転換を果たしており、業績推移は良好だ。
株価は2020年11月安値の570円を底に上昇トレンドを開始し、昨年11月には1795円の高値をつけた。足もと200日移動平均線を足場に1400円近辺でしっかりの展開。同社は航空機内装品のほか、防衛省など官公庁向けを中心に航空機整備事業も手掛けており、防衛関連の側面でも注目される。(イ)
出所:MINKABU PRESS
昨年11月に今23年3月期利益予想の上方修正を発表。最終利益を8億7000万円から21億6000万円へ大幅に引き上げ、前期の赤字(40億8100万円の赤字)から急改善する見通しを示した。運航機数の増加に伴うエアライン向けスペアパーツの販売増や円安の影響、固定資産の譲渡益が寄与する見込み。上期時点で最終黒字転換を果たしており、業績推移は良好だ。
株価は2020年11月安値の570円を底に上昇トレンドを開始し、昨年11月には1795円の高値をつけた。足もと200日移動平均線を足場に1400円近辺でしっかりの展開。同社は航空機内装品のほか、防衛省など官公庁向けを中心に航空機整備事業も手掛けており、防衛関連の側面でも注目される。(イ)
出所:MINKABU PRESS