日本ペHDが大発会から4連騰、中国の景気回復期待で塗料販売拡大の思惑
日本ペイントホールディングス<4612>が大発会から4連騰となった。同社の売上収益において中国市場向けは一定の規模を占めている。中国経済を巡っては、金融市場では新型コロナウイルスの感染急拡大の悪影響への懸念よりも、ゼロコロナ政策の終了に伴う景気回復期待が強まっており、中国株のみならず欧米株相場の下支え要因にもなっている。こうしたなか、日本ペHDの建築・自動車市場向けの塗料の販売が拡大するとの思惑も広がり、買いが集まったようだ。
中国人民銀行(中央銀行)は年明けの4日に、中国経済を支えるため2023年は適度に潤沢な流動性を維持する方針を示したほか、景気浮揚策として民間企業への支援を強化するとも伝わった。中国当局による不動産部門に対する支援策も好感され、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数は堅調に推移している。
出所:MINKABU PRESS
中国人民銀行(中央銀行)は年明けの4日に、中国経済を支えるため2023年は適度に潤沢な流動性を維持する方針を示したほか、景気浮揚策として民間企業への支援を強化するとも伝わった。中国当局による不動産部門に対する支援策も好感され、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数は堅調に推移している。
出所:MINKABU PRESS