日経平均は409円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は409円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。東京市場が休場中、昨年12月30日と昨日1月3日の2日間の米株式市場でダウ平均が計0.25%下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、同じ2日間の下落率は、ナスダック総合指数が0.87%、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.34%とダウ平均と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株などの買い手控え要因となった。さらに、外為市場で1ドル=131円00銭台と昨年30日15時頃に比べ1円60銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を抑えた。一方、日経平均は昨年12月30日の大納会に小反発したものの、25日移動平均線との下方乖離は依然4%を超えており、ここからの下値は限定的との見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
《SK》
提供:フィスコ