トヨタなど自動車株が下値探る展開に、一時1ドル130円割れの円高を警戒
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>、日産自動車<7201>など自動車株が総じて下値を探る動きにある。年明けの米債券市場で長期債が買われ、米10年債利回りが終値ベースで3.74%台まで下落、これに伴う日米金利差縮小の思惑が外国為替市場でドル売り・円買いの動きを誘発、一時1ドル=130円台を下回る円高に振れる場面があった。輸出セクターの中でもとりわけ為替感応度が高い自動車株は、輸出採算悪化に対する警戒感から売りが優勢となっている。トヨタの今期想定為替レートは1ドル=135円で実勢よりも大幅に円安に設定されていることで、為替デメリットが意識されやすい状況にある。
出所:MINKABU PRESS
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