日経平均テクニカル:3日ぶり小反発、25日・75日のDC示現
大納会30日の日経平均は終値0.83円高とわずかながら3日ぶりに小反発した。朝方の5日線超えから一時マイナス圏に押し込まれ、ローソク足は中陰線で終了。ともに下向きの25日線が75日線を下回るデッドクロス(GC)を形成したほか、週足は3本連続陰線でレンジ切り下げが続く「黒三兵」を示現して強い売り圧力を持ち越す形となった。25日線との下方乖離率は4.47%とリバウンド誘発の目安となる5%に足りないが、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は78.04%と節目の80%を下回っており、短期的な買い戻し圧力も高まりつつある模様だ。
《FA》
提供:フィスコ