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話題株ピックアップ【昼刊】:アスクル、HUグループ、しまむら

■アスクル <2678>  1,743円  +51 円 (+3.0%)  11:30現在
 アスクル<2678>が反発している。27日の取引終了後に発表した12月度(11月21日~12月20日)の月次業績で単体売上高が前年同月比6.8%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好材料視されている。主力のBtoB事業は同12.8%増となった。前年同月に比べて平日が1日多かった影響もあり、単月の売上高は過去最高を更新した。一方、LOHACO事業は前期の販促の影響やキャンペーン変更、海外需要向け売り上げの減少などで同25.1%減となった。

■HUグループ <4544>  2,891円  +61 円 (+2.2%)  11:30現在
 H.U.グループホールディングス<4544>が5日続伸している。28日、同社傘下の富士レビオ・ホールディングスが開発中のアルツハイマー病の血液検査試薬について、早ければ2023年にも米国で承認申請することを目指すと一部で報じられた。これが株価の支えとなったようだ。報道によると、開発中の血液検査試薬は人体への負担軽減や費用の削減が期待できるという。

■しまむら <8227>  12,740円  +160 円 (+1.3%)  11:30現在
 しまむら<8227>が反発。大和証券は27日、同社株のレーティングを「2(アウトパフォーム)」から「1(買い)」に引き上げた。目標株価は1万3500円から1万6500円に見直した。同社の第3四半期(2~11月)累計の連結営業利益は前年同期比14.9%増、第3四半期のみでも同16.2%増とポジティブな決算となった。23年2月期は前期比5.3%増の520億5800万円が計画されているが、同証券では570億円への上振れを予想している。新価格帯への移行により単価が上昇したことも寄与する。これに伴い、同証券ではレーティングを見直している。

■オリエンタルランド <4661>  19,330円  +180 円 (+0.9%)  11:30現在
 オリエンタルランド<4661>は続伸。27日の取引終了後に株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。2023年3月31日を基準日として、1株を5株に分割する。株式分割とあわせて、株主優待制度を見直す。株主用パスポート(東京ディズニーランド・シーで利用できる1デーパスポート)の配布基準について、対象となる保有株数を従来の100株以上から500株以上とする。長期保有株主向け優待として、3年以上継続して100株以上を保有する株主を対象に同パスポートを年1枚贈呈することも明らかにした。なお、今期の配当予想に変更はない。

■三菱重工業 <7011>  5,355円  +40 円 (+0.8%)  11:30現在
 三菱重工業<7011>が地合い悪に抗してプラス圏で推移しているほか、川崎重工業<7012>、IHI<7013>など防衛関連株の一角に買いが向かっている。岸田政権では来年度からの5年間で防衛費を43兆円と現行計画の約1.5倍に大幅拡大する方針を明示しており、これにより防衛省との取引額が4600億円前後に達する三菱重をはじめ同関連株に位置付けられる銘柄群の株価を刺激している。防衛費の増額を法人増税などで賄うことについては異論が多いものの、防衛費増強の必要性については国策との認識が浸透しているもようで、世論調査でも支持する層が支持しない層を上回る状況にあり、株式市場でも投資テーマとしてクローズアップされている。

■三菱UFJ <8306>  903.8円  +6 円 (+0.7%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクや、第一生命ホールディングス<8750>、T&Dホールディングス<8795>など大手生保株が、全般下げ相場の中で強さを発揮している。ここにきて米国では10年債利回りが再び上昇基調にあり、前日は終値ベースで3.84%台まで水準を切り上げてきた。これは約1か月半ぶりの高い水準で、前日の米国株市場ではこれに連動する形でハイテク株が売られる一方、JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>、シティグループ<C>など大手金融株が堅調な値動きを示した。東京市場でも米国事業を展開するメガバンクや生保にとっては追い風といえる。一方、国内では日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)の許容変動幅を広げることを今月の日銀金融政策決定会合で決めており、黒田日銀総裁は金融政策変更ではないことを強調しているものの、来年春の総裁交代を前に金利の先高思惑がくすぶる状況にある。これはメガバンクや生保の運用環境改善に対する期待とリンクしており、株価の刺激材料となっている。

■あすか薬HD <4886>  1,283円  +7 円 (+0.6%)  11:30現在
 あすか製薬ホールディングス<4886>はしっかり。午前11時頃、子会社あすか製薬の月経困難症治療剤「フリウェル配合錠LD/ULD『あすか』」について、不妊治療に関する効能・効果が追加保険適用されたと発表しており、好材料視されている。

■FPG <7148>  1,103円  +6 円 (+0.6%)  11:30現在
 FPG<7148>が高い。27日の取引終了後、米大手不動産アセットマネジメント会社のCIMグループ(カリフォルニア州)と事業推進に関する合意書を締結したと発表しており、好材料視されている。CIMグループは、北米都市部の不動産およびインフラ施設を主な対象として、投資・運営・融資事業を展開する企業。今回の合意により、両社は米国不動産案件のソーシングと期中管理で相互協力を推進し、FPGの海外不動産の取り組み拡大に向けて有意義な協力体制を構築するとしている。

■スギホールディングス <7649>  6,020円  -610 円 (-9.2%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 スギホールディングス<7649>が大幅安となった。27日取引終了後に発表した23年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算は、営業利益が219億円だった。収益認識に関する会計基準の適用で、前年同期比の増減率の記載はない。通期の計画に対する進捗率は73%とやや低調だったほか、決算発表前に急ピッチで株高が進んだこともあって、売りが膨らんだようだ。売上高は4959億9100万円だった。新型コロナウイルスの感染再拡大で関連商品の販売が伸びた半面、薬価報酬の改定の影響が大きく、調剤部門は利益面で苦戦した。

■レーザーテック <6920>  22,040円  -940 円 (-4.1%)  11:30現在
 レーザーテック<6920>が3日ぶり反落。今週に入ってから中期波動の分水嶺である75日移動平均線を足場にリバウンドに転じたが上値の重さが目立っていた。きょうは、前日の米国株市場で半導体関連株に売りがかさむ展開となったことで、再びリスク回避の売りが優勢となっている。米長期金利が再び上昇傾向を強めており、グロース株には向かい風が意識されている。前日は画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が7%安に売り込まれるなど下げが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も底値模索の動きが続いている。東京市場では足もとで1ドル=133円台半ばまでドル高・円安が進んでいるが、半導体関連株全般はこれを好感する動きも限定的だ。

■オークワ <8217>  895円  -38 円 (-4.1%)  11:30現在
 オークワ<8217>が反落している。27日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2月21日~11月20日)連結決算が、売上高1815億2900万円、営業利益13億5000万円(前年同期比60.6%減)、純利益7億9400万円(同57.5%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。会計基準の変更に伴い対前年同期増減率はないものの、売上高が伸び悩んだことに加えて、原材料価格や光熱費、人件費などのコスト増加が進んだことが利益を圧迫した。なお、23年2月期通期業績予想は、売上高2455億円、営業利益37億円(前期比29.3%減)、純利益11億円(同27.8%減)の従来見通しを据え置いている。

■三益半導体工業 <8155>  2,348円  -72 円 (-3.0%)  11:30現在
 三益半導体工業<8155>が反落している。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(6~11月)単独決算は、売上高429億200万円(前年同期比23.5%増)、営業利益70億5900万円(同71.4%増)、純利益48億6500万円(同72.8%増)となり、これを受けて朝方は高く始まったものの、材料出尽くし感から利益確定売りに押されているようだ。主要顧客である半導体関連会社の設備投資が堅調に推移し、再生ウエハーを含め300ミリウエハーを中心に生産が好調に推移し、あわせて原価低減を進めたことが牽引した。また、自社開発製品及びその他取り扱い商品ともに産商事業も大幅な増収増益となった。なお、23年5月期通期業績予想は、売上高850億円(前期比14.2%増)、営業利益110億円(同45.6%増)、純利益75億円(同46.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■阿波製紙 <3896>  380円  +80 円 (+26.7%) ストップ高   11:30現在
 阿波製紙<3896>がストップ高。3月4日につけた年初来高値にツラ合わせした。同社が汚水処理に用いる分離膜ユニットの新製品を開発したと一部で伝わり、これを手掛かり視した短期資金の流入で株高に弾みがついたようだ。報道によると、新製品は分離膜に付着する汚れの洗浄能力を高めた。これにより洗浄に必要な電力を約半分に減らしたという。

■ピックルス <2935>  1,200円  +132 円 (+12.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 ピックルスホールディングス<2935>が大幅続伸した。27日取引終了後、自社株買いの実施と配当予想の増額修正を発表し、好感されたようだ。同社は取得総数45万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.5%)、取得総額5億円を上限に、12月28日から2023年11月30日の間、東京証券取引所における市場買付けを通じ自社株を取得する。また、これまで20円としてきた期末配当予想について、記念配当2円をあわせ22円に増額した。あわせて発表した23年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算は、売上高が312億600万円、最終利益が9億7800万円だった。同社は22年9月に単独株式移転で設立されたため、前年同期実績と比べた増減率などの記載はない。

■ZUU <4387>  1,036円  +112 円 (+12.1%) 一時ストップ高   11:30現在
 ZUU<4387>が4日ぶりに反発している。27日の取引終了後、金融商品仲介業を行うAWZ(東京都港区)の全株式を23年1月31日付で取得し、子会社化すると発表しており、好材料視されている。デジタル・マーケティングを強みとし、顧客基盤を有するZUUグループに、金融商品仲介業や保険代理業といったライセンスを保有し専門的な提案活動を行うAWZが加わることで、顧客基盤に対する資産形成という新たな価値提供、IFA(資産運用アドバイザー)の効率的な顧客獲得と一気通貫での価値創造を実現できると判断したという。取得価額は1億5450万円。なお、23年3月期業績への影響は現在精査中としている。

●ストップ高銘柄
 阿波製紙 <3896>  380円  +80 円 (+26.7%) ストップ高   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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